裁縫のお稽古にいそしむ3人に番組スタッフが提案したのは、
「お互いに手作りのモノを贈ろう!」という課題です。
すみれからは物語のキーパーソンとなる明美(谷村美月さん)へ、良子は君枝に、君枝は良子へと贈る品を制作することに。ちなみに、すみれにはスタッフがこっそり手作りしました。
「何を贈ろう?」から自分で考え、自分で材料を選んで、すべて自分で作ります。3人にこんな提案をしたのは、『べっぴんさん』の軸となる、“人を想い、愛情を込めて作る”ということを肌身で感じてもらいたい、という密かな願いからでした。
制作期間は2週間。その成果は……スタッフが期待した以上のものに。ひと針ひと針を重ねて完成するまでの苦労、そして贈ったひとの笑顔を見た瞬間の喜び。そんなものづくりの心を体感し、みんなの距離感もグッと近くなりました。
ひとりで手芸屋さんに行って悩みながら選んだのは、いろんな場面で使ってもらえそうなルームシューズ。手作りキットのパッケージには「誰でもきれいにできる!」って書いてあったんですよ。でも、それがめっちゃ難しくて!作り始めた初日に、「私、きっとなめてたぞ?」と気づきました。
作り方にはなかったけれど、先生と相談して、中に芯材を入れて頑丈にしたり、良子ちゃんから余った生地をもらって縁どりを加えたり、いろいろアレンジもしています。実はかかとのゴムの部分は、固い生地を必死に手縫いしてから間違いに気づいて、泣く泣くほどいてやり直し・・・。プレゼント交換会前日には、追い込み制作していた部屋に“谷村さんがふらっと入ってくる&知らんぷりする私”という事も。でもプレゼントすると「コレ、私のだったんだ!」と喜んでもらえたのでホントうれしかった!
君枝ちゃんは身体が弱い役どころだし、撮影現場でも使ってもらえるかなと考えて、ブランケットを選びました。こだわりは生地づかい。片面は二重ガーゼ、もう片面は綿にして、間にも二重ガーゼを挟んでいるので、丈夫な厚みと肌に優しいのがポイントです!
そういえば、制作が間に合わなくてみんなで居残りをした日があって。ちょうど陽が沈む時間帯で、なんだか放課後の部活っぽい感じがしたんですよ。女子ばっかりで「最近どう?」なんて会話をしながらチクチクやっているのが、めっちゃ楽しかったです。
袋には、君枝ちゃんの顔のアップリケをつけてみました!
先生のアドバイスにならって、目だけは刺しゅうをして立体的に。私としては君枝ちゃん&つっちー(土村さん)の、のほほんとした感じを出したかったんだけど、思った以上に顔が長くなっちゃって。「ごめんね!似せたわけじゃないよ!」って渡しました(笑)。
君枝ちゃんは身体が弱い役どころだし、撮影現場でも使ってもらえるかなと考えて、ブランケットを選びました。こだわりは生地づかい。片面は二重ガーゼ、もう片面は綿にして、間にも二重ガーゼを挟んでいるので、丈夫な厚みと肌に優しいのがポイントです!
そういえば、制作が間に合わなくてみんなで居残りをした日があって。ちょうど陽が沈む時間帯で、なんだか放課後の部活っぽい感じがしたんですよ。女子ばっかりで「最近どう?」なんて会話をしながらチクチクやっているのが、めっちゃ楽しかったです。
袋には、君枝ちゃんの顔のアップリケをつけてみました!
先生のアドバイスにならって、目だけは刺しゅうをして立体的に。私としては君枝ちゃん&つっちー(土村さん)の、のほほんとした感じを出したかったんだけど、思った以上に顔が長くなっちゃって。「ごめんね!似せたわけじゃないよ!」って渡しました(笑)。
手頃なサイズ感のものがいいかなと思って、がまぐちを作りました。せっかく習った刺しゅうを入れたくて、デザイン本の中から選んだのは黄色のミモザ。これ、葉っぱが地味に一番大変だったんです。葉の中を埋める糸がよじれるとすきまができたりして葉っぱらしさがでないので、息つぎを忘れるほど無言で集中していました。
途中で、夏菜子ちゃんの「赤」が入ってない!と気づいたんですけど、これは良子ちゃんへのプレゼントということで“Ryoko”と刺しゅうしておきました(笑)。偶然にも夏菜子ちゃんはがまぐちを集めてるらしくって、かばんの中には大小いろんながまぐちが!そのコレクションのひとつになれば、うれしいなぁと思います。
不思議なもので、最近はぶらぶら歩いている時に草花を見つけると、「これを刺しゅうにするなら…」って頭の中で図案をイメージするようになりました。
これって、いい傾向かな?