「幸せはつくるもの」
という考えから、坂東家のための縁談を受け入れたすみれ。
相手はつかみどころのない紀夫だと知り、小さな不安と共に始まった、ふたりの新婚生活。
ふたりの歩幅で一歩ずつ育っていった愛の軌跡にクローズアップします。
ゆりと潔の結婚式の日、突然の紀夫の発言。
すみれから思わずこぼれたのは「意味わからん…」のひと言!
ゆりと潔の結婚式の日、突然の紀夫の発言。
すみれから思わずこぼれたのは「意味わからん…」のひと言!
「幸せは自分でつくるもの」そういう思いから、
五十八からの結婚話を受け入れたすみれ。
ところがその相手は…。
紀夫の態度に、何を考えているか分からないすみれ。
「母であるすみれのように、すみれのお母さんのように、花を咲かす人生を送ってほしい」という言葉を聞いたとき、「なんて心の優しいひとなんだろう」って。
すみれにとって母の存在が大切なことをちゃんと知っていて、本当にすみれを好きでいてくれているんです。
口数は少ないふたりだけど、だからこそ言葉に重みがあって、ちゃんと心に響くんだろうと思います。何を考えてるか分かりにくいかもしれないけど、本当はしっかり頼れるひと。そんな魅力に気づいてすみれは日に日に好きになっただろうし、だからこそ紀夫さんの帰りを信じてずっと待つ。ここから、未来につながっていく感じがしました。
やっと普通に会話をして、ふたりの心が通いあうようなシーンでした。
明日には出征するというのに、紀夫が本を読んでいるのがいいなぁと思いました。紀夫としては、すみれが自分の裁縫道具を繕ってくれているとは思ってなかっただろうし、本を読みながらもちらちらと彼女を見ていたんですよ。何してるのかな、って。
実は本番前、僕の中では動きながら芝居を作ってもいいんじゃないかと思っていたんです。でも演出の安達さんから「真正面を向き合って、ずっと動かない画で撮らせてください」って。あとで映像を見て、安達さんの思いがよく分かりました。あぁ動かなくてよかったなと思いました。