体は弱いのに正義感の強い君枝が、気の強いお嬢様キャラの悦子さまに物申す!すみれも良子もハラハラ見守る、悦子さまとのおもしろにぎやかなバトルシーン。4人のひそかな心の声と、「ナニ!?」が生まれた撮影エピソードをご紹介します。
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ちっとも目立たない手芸倶楽部の3人なのに、あの悦子さまに立ち向かえる君ちゃん!すみれにしても、良子ちゃんにしても、うらやましいところですよね。
すみれは誰かと自分を比べてコンプレックスを感じるタイプじゃないけど、こういう君ちゃんはキラキラして見えます。
ちなみに、撮影の合間に「3人だったら勝てるんじゃない?」ってなって、良子ちゃん&君ちゃんと一緒に“ナニ返し”するのが、現場でのお決まりです! -
良子も君ちゃんと同じことは思ってるんですけど、君ちゃんはそれを口に出すタイプで、良子は出さないタイプ。対照的ですよね。ちょっとずるい感じだけど(笑)、良子としては何か計算してるわけじゃなく、ずっとそうやって生きてきたんじゃないかなぁ。だから「絶対やめたほうがいいよ、私だったら言わないけど」と思いつつも、実は「君ちゃん、尊敬するなぁ。そうだ、言っちゃえ言っちゃえ!」って思ってる部分もあるんです。
カメラにうつっていないところでは、“三本の矢”効果で悦子さまに3人で仕返しするのがいつものお楽しみ!ちょっとだけ、強くなれた気分になれるんですよ〜。 -
君枝にとっては、自分の信じていることを悦子さまに伝えたいだけ。怒りたいわけじゃなく、きっと分かってほしいという気持ちだけなんです。バトルというよりはせめぎ合いですよね。
だけど、悦子さまが一歩グイッとこっちに来るたびに、自然と冷や汗が出て。くじけないように何とか踏んばっている君枝ですが、内心は「ひーーーっ!」って感じです。
ちなみにプライベートでは、2人でごはんに行ったりもするし、仲よくさせてもらってます。大丈夫、いじめられてないです(笑)。 -
この手ぶりは、リハーサルの時に自然に生まれたんです。
演出の方が、例えばこんな感じで…といくつかしぐさを見せてくださった時に、耳に手をあてるのがおもしろいなと思ってやってみました。それが現場で、「もう一歩、前に出てみる?」となって、だんだんオーバーに。こんなことお芝居じゃないとできないので、かなり楽しんでやらせてもらってます!
君ちゃんはリハーサルの時から真正面で受けてくれて、おびえた子鹿のように目をうるうるさせてくれるので、「よし!」って(笑)。でも、結局は君ちゃんが正論なので、最後には「ふんっ」ときびすを返すしかないんですけどね。この先もバトルは続くので、どうぞお楽しみに!