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君ちゃん役の土村さんは同い年ということもあって、すごく刺激になりました。周りを見ながらどう自分が動けばいいかっていう、現場でのたたずまいが理想だなと思います。
そういえば、撮影の合間に私が踊っていると君ちゃんが喜んでくれるんです。「元気でた〜」とまで言ってくれるので、こんなことでよければいくらでも、です(笑)。 -
良子ちゃん役の夏菜子ちゃんとは、なんだかご縁を感じました。以前、お仕事でご一緒した時は“ももクロ”の夏菜子ちゃんでしたが、今度はまた違う一面を知りました。彼女の体に秘めている能力というか、ものすごいバイタリティーを見せてもらった気がします。
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これはタケちゃんがクランクアップしてから気づいたんですけど、明美さんにとって、タケちゃんの存在は大きいんだなって思いました。タケちゃんがいないと、不思議と動的な明美さんが出てこない感覚があって、彼がひとつの軸になってたんだと気づいて。
男性としては……ごめんなさい、ちっとも見てないんですけどね(笑)。 -
気づけばずいぶん長い間、あさや靴店の2階に住んでましたね(笑)。明美さんの部屋、ちょっと見てみたかったなぁ!
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龍ちゃん役の森永悠希くん、ふだんは私を「百田さん」って呼ぶ時と「お母ちゃん」って呼ぶ時があるんです。自然に「お母ちゃんがやってよ」なんて言われた時は、「う、うん!そうだね!」ってなんだかニヤニヤしちゃう(笑)。ちなみに彼は、ちゃんと自炊していたり、学生時代はバレンタインチョコを作って友達にあげたり、実はすっごく家庭的!この前は、君ちゃんと私のガールズトークに30分もつきあってくれた優し〜い息子なんです。
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この前、明美さんこと谷村美月ちゃんがお母さんの手作り弁当を食べていたんですけど、「甘辛からあげ」みたいなおかずがめっちゃおいしそうで!気になって近づいていったら、そのまま口に入れてくれました(笑)。そこに君ちゃんもやって来て、流れで君ちゃんの口にも入って。そしたら、明美さんの食べるからあげがめっちゃ少なくなっていて。なんだか申し訳ない気持ちになったけど、きっと何も気にしてなさそうな明美さんが、またすてき!
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キアリス20周年を迎えたあたりから、ドレッシーな衣装が多くなって、良子ちゃんがマダムっぽくなってきたんですよね。時には、ちょっと胸元が開いている衣装があったりして、「これはどういう方向で行くべきか!?」って気持ちの戸惑いがありました。色気はあってもいいけどセクシーにはなりたくないなぁ〜って、心の中では、ひそかな戦いがありました(笑)。
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良子ちゃんのおかげで、最近は利き手の左だけじゃなく、右も使えるようになりました。左手が疲れた時は、右手を使えるっていう(笑)。字はわりと書けるようになったし、絵を描くのは右のほうが得意かも?いやぁ、これは宝物ですね!
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私、おでことか目の下にシワが出やすいんですよ。だけど、良子ちゃんがいい年頃になってからは、あえてシワを出すようにしたりしました。ふだんは、「老けたね〜」って言われてうれしいことはないけれど、今ではそれがすごくほめ言葉に聞こえて。勝二さん役の田中要次さんに「なんでそんなきれいにおでこのシワが出るの?」って言われた時はちょっとうれしかった!「シワかぁ〜!」みたいな(笑)。
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さくらと離れていた時間があったから、これからはすっごく仲のいい親子になりたいなぁと思ってるんです。そこでひとつ心がけているのが、おばちゃんの必殺技・スキンシップ!
「関西のおばちゃんはもっと触るよ」という情報をスタッフさんから仕入れたので、しょっちゅう触れたり、さすったり、たたいたり。
最近、映像チェックをしていると「本当におばちゃんだよね〜」って周りの方に言っていただくことが増えたんですが、今の私にとっては最高のほめ言葉なので、「ありがとうございます!」って返してます。 -
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古川さんって、結構いじられるのが好きですよね?
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え?いや、好きかどうかは分からないな……。
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この前、良子役の百田さんにいじられていて、ちょっとうれしそうでしたよ。みんなでしゃべっているときに「健ちゃんの脚って長いよね」っていう話題になって、百田さんに「あ、また(脚の長さを)自慢してる~」って言われて「いや、それは…!」って。
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いや、百田さんはいつもグイグイ来るから……!
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いや、あれは喜んでましたよ。
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……はい。喜んでました。
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(笑)
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万博でのファッションショー、すごかったですね!たくさんの地元の方がエキストラとして集まってくださって、ぜいたくなシーンになりました。ドラマのあちこちに出てくる、大阪万博の帽子や紙袋などなど、実際に当時のものをお借りしてるんですって。私は当時を知らないけど疑似体験できて感動しました!エネルギーのあるいい時代だなぁ〜。
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ファッションショーで、団時朗さんが演じる根本さんと再会。リアルに「懐かしい!」って思いました。闇市時代の撮影が、本当にすごく昔のような感じがして、不思議でしかたがない!過去の記憶がちゃんとあるうえでお芝居ができるなんて、“朝ドラ”ならではですよね。あぁ、年とったなぁ〜って思いました(笑)。
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これからの坂東家、心配は心配ですけどね。紀夫さんが頑張ってくれるでしょう。だって、すみれお嬢さまを誰よりも早くに見初めたのは紀夫さんだし、愛が深いのを知ってますから。言葉はうまくないけれど、優しくていとおしいご主人さんなんです。
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喜代さんは、すてきなセリフをたくさんいただいたんですよ。ひとつ挙げるなら、第4週ですみれお嬢さまにお伝えした言葉。「知らんうちに傷つけていることなんて、ぎょうさんあります。そやけど、その逆もあるんです」。私自身も同感だし、とっても好きでした。
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これから喜代さんは忠さんにくっついて、寺院や名所旧跡をたどって心の旅をするんでしょうね。
……だけど、冗談で言ってるんです。喜代さんが急に「ハワイへ行きたいわ」なんて言い始めて、ふたりでアロハシャツ着てバカンスしてたりしてねって。だって、喜代さんだって女だもの。楽しいところに行きたいし、おしゃれもしたいし、スカートだってはいてみたいんじゃないかしら(笑)。 -
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二郎と五月に潔くバトンタッチするシーン。精いっぱい、思いを込めて、演じさせていただきました。この先、すずさんはどんな人生を送るでしょうね。きっと、こたつで“朝ドラ”でも見てるんじゃない(笑)?そこに、五月たちが子どもを連れて来てくれたりすれば、そりゃあうれしいですよね。誰にだって寂しさがあって、“人の優しさ”がいちばんの生きる強みになりますから。
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お父さまとのシーンは、どれもこれも思い出深いです。だけど、なぜか印象的なのは、あのシーンなんです。それは、第5週で『ベビーショップあさや』を開店したとき、「値段つけな、始まらへんやろ…!」って小さく耳元で言われたあの瞬間。「……え?」と思考停止していた頃を懐かしく思います。そう考えると、今ではちゃんと値段も決めて、在庫帳もつけて、日報も書いて。すみれも、ずいぶん成長したなぁって(笑)。
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悦子さまの結婚相手は、なんと小山さん。この展開は予想外すぎてとっても驚きました!
初めて台本を読んだとき、「私がイメージしていたスピンオフドラマはもうできないな〜」って思いました。想像していたのは、1人暮らしの『小山さんの一日』だったんですけど、いっそのこと朝からエプロンをつけて目玉焼きを作って、家庭バージョンでどうかなと思っています。
それにしても、悦子さまが選んだ人だと思うと、小山さんへの見る目が変わりますよね!結構いい人だったんだ、って(笑)。 -
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ヨーソローで明美さんと飲むシーンは、とっても新鮮な感覚!
私は未成年なんでピンとこないところはあるんですけど、救いなのは、すみれはいつもサイダーっていうこと(笑)。大人の明美さんは、バーボン・ストレートです。すずさんのことを「ママ」って言うのも、なんだかカッコいい!明美さんが酔っぱらった姿、見てみたいなぁ〜。 -
僕、『べっぴんさん』のオープニング映像が好きなんです。すみれちゃんのあのスキップがたまらなく好きで。……スキップがぎこちない?いやいや、とんでもないですよ!女性が人生を歩んでいくドラマらしく、いろんなものが詰めこまれている気がします。毎朝、ぐわーっと引き込まれて、ちょっと泣きそうになるくらいです。ポニーテールの揺れ具合もいいですよね!
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ヨーソローでのアルバイトは、飲みものを運んだり、常連さんとおしゃべりしたり、ピアノを拭いたり、楽器を片づけたり、サイダーの瓶を開けたり……。結構、忙しいです(笑)。テーブルに置いてあるメニューひとつにも、ちゃんと値段まで書かれていて、細かいところまでこだわったセットに感動!
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私よりひとつ前の4代目さくらちゃんと会ったとき、「私が15歳までやりたいよー!」って言っていました(笑)。今までがんばってきてくれた歴代さくらちゃんの分まで、私はがんばらないと。“さくら愛”をしっかり受け継ぎたいと思いますー!
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いま気になっているのは、さくらと健太郎の今後。きっと健太郎はさくらが好きなんだろうけど、告白できる日はやってくるのか?健太郎って女性に慣れているタイプじゃないと思うので、思いあまってチューとかしちゃうんじゃないかと想像しています(笑)。
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龍ちゃんの相棒といえば、テニスラケット!僕自身、撮影の小道具として持っているうちに握ってないと安心できなくなっちゃって、待ち時間のときからずっと手にしています(笑)。
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「飲んで、食って、歌え」……なんてシンプルな、おじいさまの書! だけど、シンプルな言葉がいちばん伝わるんだろうな、って思います。この作品がどうしてこんなにあったかいのかと思えば、それはきっとストレートだから。すみれも、キアリスのみんなも、みんな心がまっすぐだから人に届くんだと思うんです。飲んで、食って、歌え。あぁ、楽しい年始め♪
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すみれちゃんと良子ちゃんから、昭一さんへの質問を預かってきたんです。まず、すみれちゃんから。「趣味は何ですか?」
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え、それ、本当に聞きたいこと?……そうですねぇ、趣味はいっぱいあるんです。多趣味なんで。特に最近はゴルフですね。体を動かすのが好きだから、サッカーもやりますし。
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すみれちゃんからもうひとつ。「特技は何ですか?」
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もうちょっといいパスないの?……そうですねぇ、ギターですね。僕こう見えてギターはわりと弾けるんです。
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あと、良子ちゃんからもあります。「生まれ変わったら何になりたいですか?」
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すごい質問だねぇ。うーん……白馬とか?
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え!!!(笑い崩れる君枝)。
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何不自由なく、走りたい。……こういう答えで、合ってる?
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はい。こういう昭一さんが、みんな大好きなんです(笑)。
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実は3年くらい前に、祖母から編みものを習ったんです。編みものをするのはそのとき以来だったけど、先生に教わっているうちにどんどん思い出して、今ではすっかりハマっています。完成するまでのワクワク感がたまらなくて、撮影の合間にせっせこマフラーを編んで、母にもプレゼントしました。ものすごく喜んでくれたので、「そうだ、この気持ち!」って。大切なすみれの“心”を再確認できました!
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「お父さんとお母さんはどこが好き?」っていうさくらの質問に、たくさん挙げるすみれと、ひとつだけぽろっと言う紀夫さん。 「愛にあふれているところ」というその言葉に、愛を感じてグッときちゃいました!
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幸せな気分いっぱいで聴いた、麻田さんのクリスマスソング。撮影中、もうホントに感動しました !それにしても、麻田さんって本当になんでもできちゃう。本当に靴屋さん?(笑)。
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タケちゃん的には、キアリスの居心地はあまりよくないと思います(笑)。女性4人の感覚はいまいち理解できないし、それを男会で発散しているけど、男会も居心地はよくないと思います。殴られそうですからね!勝二さんも威圧感があるけど、やっぱり紀夫さんがいちばん怖いかなぁ。本音をぶつけるなら、昭一さんがいいかなぁ〜。
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明美さんの魅力は、僕を見るときのあの目(笑)。だけど、たまに笑ってくれると、めっちゃうれしい。
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明美さんへの愛の告白。タケちゃん、よく言った!でも、もうちょっと引っ張ってあっためてからでもよかった気がするなぁ……。以上、タケちゃんのひとりごとでした。
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さくらちゃん、ホンマにかわいかった!栄輔はさくらちゃんを“高い高い”するシーンが多いんですけど、ある時、龍ちゃんたちと楽しく遊んでいた時に僕がしたもんだから、上げた瞬間に「おりる~」って(笑)。その素直さも、たまらなくかわいかった!あぁ、離れたくないなぁ……。
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僕は、本当に栄輔がかわいかったです。それは優也がかわいいっていうのもあるんだろうけど。栄輔が立ち去る前のふたりのシーン、もしかしたら潔はこうなることをどこか分かっていたのかもしれない。だからといって、止めるわけでもなく。それは、栄輔という男を信用しているからこその鈍感さなんじゃないかな。とにかく潔は人を信じる男だし、栄輔もそれに応えることができる男だから。
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さくらにお手玉を披露するシーンで、本当に注目してくれるかが心配だったので、実はこっそり、マジックのグッズを忍ばせてました(笑)。押せば光が移動する親指サックみたいなものです。それをポケットに入れて、本番前に「さくら、さくら、ほら…!」って小声で呼んでやってみせて。そのおかげもあってか、あんな笑顔を見せてくれて、かわいかったなぁ。
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実は僕、わりと肌が白いんです。だから、首とか腕とか、見えている部分には濃いめのファンデーションを塗ってます。入浴シーンの時もそう!ワイルド栄輔を演出してもらってます(笑)。
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お気づきかもしれませんが、僕の衣装はいつも一緒です(笑)。 だけど、このダボッとしたコートが栄輔らしさを作ってくれてる気がします。ちなみにポケットには、本番前にすぐ使えるようにリップクリームと目薬を忍ばせて。ダボダボの服だからバレてないでしょ?
……以上、栄輔のヒミツでした! -
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潔という兄貴ができて、僕自身もめっちゃうれしい。現場では、高良さん自身を兄貴やと思ってます。いちばん感じるのは、現場入りしてあいさつする時かな?片手にコーヒー持って、包み込むような笑顔で「おはよう」って。
アニキぃーーー! -
良子と勝二の年の差婚、僕としてはやっぱり安心できないですよ!この先、彼女の年齢が近づいてくれるのはうれしいけど、僕も一緒に年を取るとなると…!でも、なるべく老けないよう、麻田さんをお手本にがんばります。
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勝二さんとのシーンを撮るまでは、ちゃんと夫婦に見えるかな?って心配だったけど、スタッフさんに聞いたら「きっと要次さんの方が不安だよ」と言われて、「あ、だよね!」って(笑)。
実際、要次さんとはすごく話しやすくて、すっかり打ち解けちゃいました。最近は、おうちで使ってる掃除機ロボットが一緒だと判明しました! -
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高良くんが初めて赤ちゃんのさくらに会った時、「いやぁ、オレ汚れてんなぁ〜」って言うから隣で笑っちゃった(笑)。でも確かにそう思うくらい、子供たちは無色透明でキラッキラにまばゆい存在。いま現場には、そんな“べっぴんさん”がいっぱいです。
高良くんも私も子供好きなので、「はやく潔とゆりに子供ができないかな〜」って話しています。 -
潔の魅力は人のいいところを見つけられるところ。相手をとにかく信じられることだと思う。僕自身もそこを大事にしたいと思って生きてきたけれど、潔を演じてより強くそうありたいなと思ってます。でも、まぁ、そううまくはいかない(笑)。
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闇市のオープンセット、すごかったですよねぇ。スタッフさんとエキストラさん、みなさんの力があったから、あの迫力あるシーンが撮れたと思います。必死に生きる、っていうのが伝わっているはず!私も演じながら、この時代って苦しいなぁ…と思ってました。
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正蔵が亡くなったことに、僕自身もさみしいなと思ってます。でも生瀬さんが、「次は正吉っていう名前で復活すれば?」って言ってくれたんで、どこかで狙ってるんです。忘れたころに出てこないかな、正吉。
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「なんもせえへんかったら、なんも見つからへん。そういうもんや思いますで、人生ゆうんは」という麻田さんの言葉。私自身、“この先どんなつらい瞬間があっても、立ち上がれば絶対何かついてくる!って信じよう”と思いました。麻田さんの言葉には「気づき」がぽろぽろ落ちているんです。
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喜代さんのあの母性って、何なんでしょうね。きっと亡くなったはなの代わりに…という思いもあるんだろうな。ホント、喜代さんがいてくれてよかった。
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潔役の高良くんに会った初日、「僕もよく外国人っぽいって言われるんです」って言われて、あぁ親子役でよかったんだ…と安心しました。
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すみれお嬢さまと紀夫さんの出征前夜のシーンがすごくすてき。とびきりのラブシーンですよね。愛してるって言葉にするんじゃなくて、通いあう心が描かれている。とっても優しい世界観だなと思います。
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紀夫さんとの初めての撮影が、なんと結婚式のシーンでした!前日にお会いした時、「はじめてまして、すみれ役の芳根京子です。明日、結婚しますね」ってごあいさつしました(笑)。
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すみれお嬢さまのウエディングドレス用の靴を採寸をするシーンでは、京子ちゃんの涙が止まらなくてね。きっとものすごく感性の強い女優さんなんだよ。本当にいい顔をしてる。これは演技じゃない顔だよね。お芝居の相手としては、信用されてるのかなという気がしましたね。
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Mr.Childrenさんの主題歌『ヒカリノアトリエ』。私はサビの「さぁ、空に架かる虹を今日も信じ、歩き続けよう」♪っていうところが大好き。毎朝、これを聴きながら準備して、撮影にいきまーす!
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すみれの成長と同時に、芳根京子が成長していく。リアルタイムに変化する彼女を、最終回までどうぞ見ていてください。そこに僕たちは荷担(かたん)して、香辛料となり、サイドディッシュとなって、全力で盛り立てますよ!
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子供のすみれ役の渡邉このみちゃんとは、2回目の親子共演。おかげで心の距離感が近くいれたような気が。でも、子供って数年でこんなに成長するんだとびっくり!前はまだ会話が続かないほど幼かったのに、今回「ごぶさたしています」って言われてすごーいと思いました(笑)。
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