蹴球探訪
異端のレジェンド 土屋征夫 41歳9カ月“J1最年長出場”(5月25日)
【ゴルフ】松山、出遅れ54位 風にやられた2017年4月8日 紙面から
◇マスターズ<第1日>▽男子メジャー第1戦▽6日▽米ジョージア州オーガスタ、オーガスタ・ナショナルGC(7435ヤード、パー72)▽晴れ時々曇り、気温17度、西南西13メートル▽賞金総額1000万ドル(約11億900万円)、優勝180万ドル(約1億9960万円)▽94選手(うちアマ5人) 【オーガスタ(米ジョージア州)堤誠人】メジャー大会初制覇を目指す世界ランキング4位の松山英樹(25)=レクサス=は4オーバーの54位と出遅れた。松山はパッティングに苦しみ1バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの76をたたき、首位とは11打差。昨季の日本ツアー賞金王だった池田勇太(31)は2オーバーで26位、谷原秀人(38)=国際スポーツ振興協会=は松山と同じ4オーバーだった。 6度目のマスターズで、76のスコアは経験した19ラウンドのうち下から3番目。最後まで流れに乗れなかった松山は「納得はできないが、切り替えてやっていけたら」と悔しさを押し隠すように話した。 6番までパープレーを続けていたが、7番(パー4)で崩れた。第1打を左の林に打ち込むと、第2打もグリーン右の林へ。第3打はグリーンを捉えることができず、ピンから約16メートル離れたエッジからの第4打も3メートル近くオーバー。さらに、ボギーパットも外してしまった。 強風に泣かされた。グリーンをかすめるように林へ飛び込んだ第2打も、ピンよりもかなり左方向へ飛んだ第3打もあまり見ることができないミスショット。「(強風は)去年も吹いているので仕方ない。その中でうまくプレーができなかった。まあ、あれだけ曲がれば風は関係ないと思うが…」と自嘲気味だった。 3パットが3度とグリーンとの相性も悪かった。8番(パー5)ではピンから約6・5メートルに3オンしながら、バーディーパットが2メートル近くオーバーした揚げ句の3パット。平均パット数は1・94で、93選手のうち下から2番目の91位タイと精彩を欠いた。 予選通過のカットラインは、第2日を終え50位以内と首位から10打差以内。現時点ではともに条件から外れている。「良いプレーができればまだまだチャンスはあると思う」と前向きな姿勢は失っていないものの、第2日も11〜12メートルの強風が吹いて冷え込む見通し。一昨年は5位、昨年は最終日まで優勝を争って7位と相性の良かったコースから試練を与えられた。 PR情報 |