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【プロ野球】

内川2発タカ貯金3

2017年4月8日 紙面から

西武−ソフトバンク 6回表1死、この試合2本目の本塁打を放つ内川=メットライフドームで

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◇ソフトバンク4−2西武

 ソフトバンクが逃げ切った。2回に内川のソロと敵失などで3点を先取。内川は6回にも4号ソロ。和田が5イニング2失点で2勝目。西武は3連敗。菊池はメヒアの拙守に足を引っ張られて7イニング4失点。打線は8回の好機にあと一本が出なかった。

 「つなぎの4番」を自称するソフトバンク・内川が「アーチスト」と化した。2回に「完璧」と自画自賛する先制の3号ソロ。1点差とされた直後の6回は「自分でもびっくり。難しい球に体が反応した」と4号ソロ。いずれも菊池のスライダーを捉えた。

 昨年6月11日の巨人戦以来の1試合2発。開幕7試合での4本塁打は、23試合を要した昨季を大幅に上回る量産ペースだ。8回には左前打も放ち、今季初の1試合3安打と存在感を見せた。

 試合前、親交のある大相撲の琴奨菊から無料通信アプリ「LINE(ライン)」で第1子となる長男の誕生の知らせを受けたという。「動画と写真をもらった。幸せな気持ちで打席に入ることができた」。

 主砲の一撃は西武の焦りも誘った。2回はメヒアの失策もあり一挙3点。今季初黒星を付けた菊池はホークス戦通算14試合0勝9敗となった。

 「主将兼4番」の重責を担う内川の2発で競り勝ち、西武との3連戦のカード初戦をきっちり取った。貯金も再び「3」とした働きに工藤監督も「さすが。2本目が大きかった」と賛辞を惜しまなかった。 (大窪正一)

 

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