ジャニーズＪｒ．４人組「ふぉ〜ゆ〜」　３度目主演舞台「ＧＡＣＨＩ」

　ジャニーズＪｒ．の４人組ユニット「ふぉ〜ゆ〜」の主演舞台「ＧＡＣＨＩ（ガチ）〜全力ｅｎｔｅｒｔａｉｎｍｅｎｔ　４Ｕ〜」が８月１１〜２７日、東京・有楽町のシアタークリエで上演される。

　クリエのふぉ〜ゆ〜主演作第３弾。一昨年の「ＲＥＰＡＩＲ」と昨年の「縁」は友情と青春を描いた芝居だったが、今年はダンスを中心に歌やコントを盛り込んだエンターテインメントショーに挑む。

　ふぉ〜ゆ〜の本領はダンスと歌で、堂本光一（３８）主演の「ＳＨＯＣＫ」はじめジャニーズの舞台には欠かせない存在。そんな彼らが主役として芝居の経験を積み、３年目の今、原点に立ち返る。松崎祐介（３０）は「最近４人で踊ってなかったけど、今年はふぉ〜ゆ〜らしさ全開です。『待ってました！』というものをお見せします」とアピール。越岡裕貴（３０）は「グループとして、個人としてやりたいことを詰め込みたい。『あそこが良かった』『ここが好き』とお客さまからバラバラな意見が出るような舞台になったら面白い」と意気込む。

　今作は、次の公演で何をすべきか悩む４人の姿と、ステージでの全力パフォーマンスというリアルと虚構を行き来しながら、舞台にかけるガチ（本気）を見せる。先月末の「ＳＨＯＣＫ」上演１５００回達成に、リーダー福田悠太（３０）と松崎は立ち会った。秋の大阪、福岡公演には辰巳雄大（３０）と越岡が出演する。４人が「ＳＨＯＣＫ」から刺激を受けていないはずがない。その上で自分たちは何を目指すのか。

　辰巳は「３０歳の節目を迎えたグループのガチ（本気）を見せたい。さまざまな経験を経てダンスも新しいものが生まれそうだし、個人の考え方も違ってきた。それらを全部詰め込んで“ふぉ〜ゆ〜の取扱説明書”みたいな作品にしたい」と話す。

　ダンスは原点だが、福田は、今作をふぉ〜ゆ〜らしさの“回帰”ではなく“更新”と位置付けている。「ぼくたち、クソ真面目ですが、すごくふざけているんです。そんな矛盾した４人がガチで考えるショーは、きっと面白い。ぼくたちが楽しんでいるところを、お客さまにも共有してもらいたいです」と目を輝かせた。