トップ > 中日スポーツ > 芸能・社会 > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【芸能・社会】

タッキー&三宅健でW女形 「滝沢歌舞伎2017」開幕!

2017年4月7日 紙面から

 タッキー&翼の滝沢秀明(35)が主演、演出する舞台「滝沢歌舞伎2017」(企画、構成、総合演出 ジャニー喜多川)が6日、東京・新橋演舞場で開幕した。

 2006年に誕生した和のエンターテインメントショーは12年目の今年、5月4日昼の部で通算上演回数600回を達成する。

 共演は昨年に続き、V6三宅健(37)。フライング、和太鼓演奏、歌舞伎の名場面など盛りだくさんの第1部の最後に、滝沢&三宅のW女形による「娘道成寺」が初お目見えした。

◆新デュエット曲も

 滝沢は女形の経験を重ねてきたが、三宅は全くの初挑戦。華やかなピンクの着物の滝沢、妖艶な紫の着物の三宅が並んで踊り、大蛇に変身する女の情念を表現した。

 恒例の太鼓コーナーでは、三宅が太鼓の上でタップを踏む“タップ太鼓”が登場。滝沢&三宅の新デュエット曲「蒼き日々」も披露された。

 第2部は滝沢が脚本を書いた芝居「鼠、夢小判」で、6万枚の紙の小判が客席に舞った。

◆女形の苦労と役得

 本番前の取材で三宅は女形について「難しいですね。歌舞伎の先生に“メークダウン”している時があると言われました」と苦労を吐露。一方で「女形の時は舞台裏でスタッフさんが手を取ってくれたり、優しく扱ってくれる」と“役得”も。

 滝沢は目前に迫った600回について「まだ600回なんだ…って気分です。もっとやっている気がする」としみじみ語った。

 ジャニー喜多川ジャニーズ事務所社長(85)は「三宅は女形をやったことなかったけど、今日見たら良かった」と胸をなでおろし、「我流と言われても、日本文化のために美しくわかりやすい作品が必要。回を増すごとに良くなっている」と12年目を迎えた「滝沢歌舞伎」への自信を深めた様子だった。

 公演は5月14日まで。

 

この記事を印刷する

PR情報

閉じる
中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ