蹴球探訪
異端のレジェンド 土屋征夫 41歳9カ月“J1最年長出場”(5月25日)
【ドラニュース】ビシエド「まだまだやり返すチャンスある」2017年4月7日 紙面から
◆広島5−3中日 主砲がエンジン全開だ。4番・ビシエドが6打数4安打、1打点と今季初の猛打賞をマークした。4安打は昨年7月11日のDeNA戦(横浜)以来、自身2度目だ。バットが振れていることに満足感を漂わせた。 「感覚はいいね。一番大事なことだから。よくなっているよ」 開幕から白星のないチームに何とか流れを引き寄せようと気を吐いた。2回の第1打席。広島の先発・大瀬良の138キロカットボールをフルスイングで中前にはじき返した。6回の第3打席には、低めの143キロ真っすぐを左前へ。8回には、代わったばかりのジャクソンの147キロ直球を打ち返し投手強襲内野安打。いずれも先頭で打席を迎えて安打で出塁した。 「猛打ショー」のクライマックスは9回2死だった。ゲレーロの適時三塁打で1点差に迫って迎えた打席。一発出ればサヨナラ勝ちの場面。右翼席を埋め尽くす竜党のボルテージが一気に高まった。「しっかり準備して、ストライクゾーンに来たら積極的に行こうと思っていた。何とかしたかった」。大歓声を一身に浴びたビシエドの気合がバットに乗り移った。1ボールから中崎の136キロツーシームを中前にはじき返す同点適時打を放った。一塁ベースを少し回ると、両手を2度たたいて喜びを爆発させた。 PR情報 |