トップ > 中日スポーツ > ドラゴンズ > ドラニュース一覧 > 4月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【ドラニュース】

ビシエド「まだまだやり返すチャンスある」

2017年4月7日 紙面から

中日−広島 9回裏2死三塁、ビシエドがこの日4安打目となる同点中前適時打を放つ=ナゴヤドームで(金田好弘撮影)

写真

 ◆広島5−3中日 主砲がエンジン全開だ。4番・ビシエドが6打数4安打、1打点と今季初の猛打賞をマークした。4安打は昨年7月11日のDeNA戦(横浜)以来、自身2度目だ。バットが振れていることに満足感を漂わせた。

 「感覚はいいね。一番大事なことだから。よくなっているよ」

 開幕から白星のないチームに何とか流れを引き寄せようと気を吐いた。2回の第1打席。広島の先発・大瀬良の138キロカットボールをフルスイングで中前にはじき返した。6回の第3打席には、低めの143キロ真っすぐを左前へ。8回には、代わったばかりのジャクソンの147キロ直球を打ち返し投手強襲内野安打。いずれも先頭で打席を迎えて安打で出塁した。

 「猛打ショー」のクライマックスは9回2死だった。ゲレーロの適時三塁打で1点差に迫って迎えた打席。一発出ればサヨナラ勝ちの場面。右翼席を埋め尽くす竜党のボルテージが一気に高まった。「しっかり準備して、ストライクゾーンに来たら積極的に行こうと思っていた。何とかしたかった」。大歓声を一身に浴びたビシエドの気合がバットに乗り移った。1ボールから中崎の136キロツーシームを中前にはじき返す同点適時打を放った。一塁ベースを少し回ると、両手を2度たたいて喜びを爆発させた。

 

この記事を印刷する

PR情報

閉じる
中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ