世界初挑戦の久保「自分のボクシングを貫き通す」
「ボクシング・WBA世界スーパーバンタム級タイトルマッチ」(9日、エディオンアリーナ大阪)
WBA世界スーパーバンタム級タイトルマッチの調印式が7日、大阪市中央区のホテルで行われ、同級8位・久保隼(26)=真正=が世界初挑戦での王座奪取を宣言した。
2013年のプロデビューから11戦全勝(8KO)と無傷でつかんだ世界の舞台。調印式恒例の会見では、緊張気味ではあったが、「(山下)会長とやるべきことをやってきた。いつも通りの自分のボクシングを貫き通す。会長と築き上げたボクシングをするだけ」と自信を見せた。
3度目の防衛を目指す王者のネオマール・セルメニョ(37)=ベネズエラ=は「久保の素晴らしい戦績はリスペクトするが、印象は特にない。リングの上では優れた者が勝つ」と風格を漂わせた。
試合は日本製8オンスグローブが使用されることが確認された。
【WBA世界スーパーバンタム級オフィシャル】
▽レフェリー=ロベルト・ラミレス・ジュニア(プエルトリコ)
▽ジャッジ=アルフレド・ポランコ(メキシコ)、ロバート・ホイル(米国)、ウリエル・アギレラ(コロンビア)
▽アラン・キム(韓国)