映画 実写版「忍たま乱太郎」ロケレポート ~第2弾~
2011年07月20日
©2011実写版「忍たま乱太郎」製作委員会
*観音寺城跡(近江八幡市)でのシーン
映画 実写版「忍たま乱太郎」
7月23日(土)全国ロードショー!!
監督 三池崇史/主演 加藤清史郎
配給 ワーナー・ブラザース映画
前回に引き続き、残り2箇所のロケレポートです。
旧山中牧場(長浜市西浅井町)
☆「乱太郎の実家」の設定
☆乱太郎が父ちゃん(中村獅童さん)、母ちゃん(壇れいさん)と別れて忍術学園に向かうシーンなどを撮影。
☆映画冒頭に登場。
☆壮大なスケールの草原が実家のセットを組むのにふさわしい、ということでロケが決定。
数年前まで実際に牧場として使用されていました。
現在は地元の森林組合さんが管理されています。
カメラの角度によっては現代物が全く写らず、壮大な草原に見えることから、合戦シーンなど時代劇ロケでたびたび使わせてもらっています。
今回のロケでは、この場所に乱太郎の実家のセットが組まれました。
制作期間は約1週間。
実家セットの写真はこちら
乱太郎は父ちゃん、母ちゃんと別れてエリート忍者になるべく忍術学園に入学するのですが、
その別れのシーンはこちら。
©2011実写版「忍たま乱太郎」製作委員会
実家セット前で、親子3人が記念写真!!
©2011実写版「忍たま乱太郎」製作委員会
実家セットの前に畑も作られました。
実はこの畑、地元の森林組合の皆さんが撮影のために作ってくださったのです。
暑い時期でしたので、水やりに何度も足を運んでいただいたり、
せっかく植えていただいた野菜が猪に食べられたりと本当にご苦労いただきました。
地元のご協力なしには良い作品は作れないのだと、改めて思いました。
皆さん、本当にありがとうございました。
その畑を使っての撮影風景はこちら。
父ちゃん、母ちゃんが畑仕事をしているシーンです。
菅山寺(長浜市余呉町)
☆「敵忍者とのマラソンレースのゴール地点前となる寺の山門」の設定。
☆レースで遅れをとっている乱太郎が悪役忍者を追いかけるシーンなどを撮影。
☆映画終盤に登場。
☆山門の左右にそびえるケヤキの巨木と雰囲気のある山門、石段が監督イメージとマッチ。
ロケ地の菅山寺までは、最寄りの駐車場から歩いて約30分。
何も持たずに歩くだけでも大変ですが、スタッフは重い機材をかついで歩かれました。
ちなみにロケ地まではこんな道を登って行きます。
そこまでしても三池監督がぜひともここで、とこだわられた理由は下の写真を見ていただくとおわかりになるでしょう。
山門の左右にそびえるのは樹齢千年を超えるケヤキの木。
菅原道真の御手植えと伝えられています。
この大きなケヤキと雰囲気のいい石段、山門を三池監督がとても気に入られ、ロケ地に選ばれました。
「敵忍者とのレースのゴール地点前となる寺の山門」の設定でした。そのワンシーンはこちら。
©2011実写版「忍たま乱太郎」製作委員会
敵忍者を追いかける乱太郎。
©2011実写版「忍たま乱太郎」製作委員会
敵忍者に追いつき、足にしがみついて引きずられる乱太郎。
©2011実写版「忍たま乱太郎」製作委員会
このシーンは見ていて痛々しかったですが、加藤清史郎さんは痛がらずに熱演されていたのが印象的でした。
こちらは撮影風景。
以上で、忍たまロケレポート終了です。
いかがでしたでしょうか?
みなさん、劇場でご覧いただき、映画のシーンを思い浮かべながらぜひロケ地にお越しください!!。
~ロケ地と周辺観光施設のご案内~
★観音寺城跡★
繖山(きぬがさやま)に築かれた近江国守護・佐々木六角氏の居城跡で、国指定の史跡です。
城跡は昭和44年(1969)から2年にわたって発掘されました。
山頂部には、本丸跡の石垣や石段、平井丸(ひらいまる)・落合丸(おちあいまる)・池田丸(いけだまる)の3つの城郭跡が残っています。
近年はハイキングコースとしても人気があります。
近くには、西国三十三所観音霊場の第32番札所、観音正寺があります。
(観光に関するお問い合わせ先)
安土町観光協会
http://www.azuchi-shiga.com/
★葛川茅葺きの家★
近くにあった古民家を移築したもので、一般公開されています。
若狭で水揚げした鯖を京都へ運んだルート、通称「鯖街道」沿いにあります。
周辺にはキャンプ場や、イワナ・アマゴが釣れる釣堀もあります。川遊びもできます。
これからの季節にぴったりのスポットです!!
(観光に関するお問い合わせ先)
葛川観光協会
http://katura2007.web.fc2.com/
★菅山寺★
大箕(だいき)山中にある、真言宗豊山派の古刹。
平安前期に菅原道真が宇多天皇の勅使として入山、3院49坊を建てて大箕山菅山寺と改名しました。
うっそうと茂る樹林の間に本堂、護摩堂、経堂、鐘楼などが建ち並び、鎌倉中期の作銘を持つ銅鐘は
国の重要文化財に指定されています。
ロケ地となった山門までは駐車場から歩いて30分ほどかかりますので、装備にはご注意ください!
近くには、コテージやキャンプ場、アスレチックなどがある「ウッディパル余呉」があります。
http://woodypal.jp/
(観光に関するお問い合わせ先)
余呉町観光協会
http://www.geocities.jp/yogokankou/
~番外編~
近江鉄道さんは、映画公開に合わせて、「滋賀ロケ展号」の運行と「親子記念乗車券(フリー切符)」の販売を
されています。
皆さん、ぜひご乗車いただき、滋賀でのロケシーンを見ながら電車の旅をお楽しみください!!
夏休み、親子で乗車するのもいいですね!
詳しくはこちら
http://www.ohmitetudo.co.jp/railway/ticket/1day/11/nintama/
*「滋賀ロケ展号」の詳細はまもなく近江鉄道さんのHPに掲載予定です。
Posted by 滋賀ロケーションオフィス at 08:30│Comments(0)
│撮影風景
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。