ヘビだってこの攻撃には耐えられない。ヤマアラシに攻撃され全身針だらけとなったヘビ（閲覧注意）

　先月末ブラジルで、全身がトゲだらけとなっていたヘビ（ボア）が発見された。それをみた犬が怖がりキャンキャン吠えるので、身の置き所がない様子である。

　どうやらこのヘビ、よりにもよって鋭いトゲ(針毛)で全身をガードしてるヤマアラシを食べようとしちゃったらしい。

　結果はいうまでもなくヘビの惨敗。「俺に触れるとケガするぜ！」と忠告したヤマアラシを無視して、「ヘビにはな、ウロコというよろいがあんだよ。シャ〜〜！」と言ったかどうかはわからないが、そのよろい、ヤマアラシのトゲを防御するには弱すぎた。

Live boa constrictor studded with quills after porcupine attack

ヤマアラシのトゲまみれになったヘビ

うまいことまんべんなく全身にトゲが刺さっちゃたようだ



それを見た犬にギャン吠えされ、
切なさひとしおのヘビだが、なんとか頭を動かし



防御態勢をとり、ヘビとしての威厳を保つ。


　満身創痍にもほどがあるヘビ。
　見ている方が痛そう過ぎる。

ナメると危険！大型動物も恐れるヤマアラシの猛攻

　攻撃する際に針状の毛を立てるというヤマアラシは非常に危険で、その針たるや長靴ぐらいなら貫通してしまうほど鋭く硬い。

　心を許した相手にはとっても人懐っこい面もあるのだが、了解も得ずに手を出すと大変なことになってしまうのだ。

　彼らの針はライオンなどの獰猛な大型動物でもただではすまないほどのダメージを与える。痛みだけでなく刺し傷から感染症を引き起こし、じわじわと天敵の命を奪うという恐ろしさを秘めているため無茶して飲み込んだニシキヘビが絶命してしまう例もある。

　あのヒョウ先輩でさえ痛すぎてアタタタタッ！となっちゃうヤマアラシ兄貴に挑みかかった代償はあまりにも大きすぎたのだ。

痛すぎる！まずトゲを取ってやって！という嘆願の声も

　これを見にした人々からもさすがにこれは気の毒だとの反応が。"トゲを取ってあげて！" 、"不運なヘビをどうにかしてやってくれ。痛そうでたまらない！"という声も上がっている。

　このヘビのその後はわからないが、このままだと傷が悪化してしまう恐れもある。誰かが早いとこトゲを除去してやることを祈りつつ、通りすがりのヤマアラシ兄貴の忠告には素直に従うべし、という教訓を心に刻んでおくことにしよう。

via:dailymail、youtube・translated D/ edited by parumo

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