こんにちは!ほけきよです
英語、皆さん得意ですか?
私は年を取るたびに英語を学んでおけばよかった。と後悔だけが募って結局何もしない毎日を過ごしています。 継続が苦手なんです。すぐprocrastinateします。
だからスピーキングは全然だめ。その他の英語力も、全然だめ。
けれど、短期間で英語の点をあげることは可能です。 というか、短期間で英語の点をあげるにはこれしかないです。
『単語を覚える』
実際、高校2年生で英語が伸び悩んでいるとき、模試の偏差値が55から75に上がりました。 また、社会人になってTOEICを受ける直前に頑張って、点数が730から880にあがりました。どちらも1ヶ月です。
単語の暗記は、即効性がある最もシンプルな方法です。 今日は、具体的にどういう風に単語を覚えているかを、紹介します。 これは単語に限らず、私が試験とかで暗記するときには、ルーティンワークとして行うもので、汎用性もあると思います。*1
今日はそんな『ほけきよメソッド』を紹介します!
暗記の手順
1. 続ける日数と覚える単語数を定める。
そんなことから…と思うかもしれませんが、実際はここが一番大事かもしれません。 まず、明確な目標を持ちましょう。その際のポイントを2つ挙げます
■ 自分がちゃんとクリアできそうだと思う課題を課す
■ 日々のインプットは自分がギリギリ追い込めるところまで行う一見この2つ、相反していそうですよね。具体例を見ていきましょう。
例えば、
『50日で1000単語』
という目標を定めたとしましょう。一日20単語ペースなら、なんとか行けそうですよね。 けれど、1日にインプットする量は自分のMaxだと思う量 (50とか100)にします。理由は2つあります
- 時間とともに忘れる量が増えていくので、繰り返すことを考慮して覚えていくのが良い。
- 目標より先行している方が、モチベーションが続く
こういう単純作業は、自分の気持ちと記憶力との戦いです。その2つをキープできるように、このような目標設定にするといいでしょう。
2. 暗記の準備
目標を設定したら、あとは覚えていきましょう。
・ ルーズリーフ
・ 黒いペン(鉛筆)
・ オレンジのボールペン
・ 赤い下敷き
どうやって使っていくかは以下の通りです。
- ルーズリーフを4等分に線を引く
- 左側は単語用、右側は意味用にする。
- 単語は黒で書いてOK, 意味はオレンジのボールペンで書く
- 赤だと赤下敷きを敷いたときに、微妙に見えちゃうのでオレンジがbetter
図にするとこんな感じ
3. 暗記をする
準備は整ったので、いよいよ実際に暗記をしていきます。ここは、システマティックに暗記!です
ポイントは至ってシンプル。
ただがむしゃらに口に出して書いてを繰り返す。
です。読んだだけで覚えられるヒトもいます。けれど、書いたほうが確実に覚えられます。 単語を口に出して、書いて、まさにあらゆる感覚に単語を刻み込むように覚えていきましょう。
1. 単語帳を開き、予め定めた単語数分、初見テストをする。
2. 初見テストで間違ったものは意味を確認し、その都度単語と意味を書く
3. 1セット終了したら、再度テストを行う。
4. 間違えたものは同様に意味を確認し、ルーズリーフに単語と意味を書いていく
5. 全部間違えなくなるまで、繰り返す
泥臭くて、正直結構時間がかかります。けれど、一番確実に覚えます!! 実際にやってみると、こんな感じ
1. 少なくとも、3日以内のinput分ははじめにテストをする (目標が100単語/日なら300)
2. 間違ったものはルーズリーフに単語と意味を書く
3. (1日の目標にしている語数) ー (はじめのテストで間違った単語) 分のinputをする
4. 一日目の繰り返し
1日だけの暗記では、短期的に覚えただけになりますので、記憶を定着させるためにも、何日間か繰り返しましょう。
できれば、たまに今まで覚えた所全部のテストをしたほうが良いです。本当に定着しているかのテストですね。 大方は覚えていますが、おそらく、何回も書いている苦手単語などにほころびがあるはずです。
また、inputが多すぎても覚えきれず逆効果なので、その日に覚える単語数は、目標数からテストで間違った単語数を引いた数程度にしておきましょう。
これを繰り返すだけです。 単純作業でしょう? 詰め込んでいくので、日を追うごとにきつくはなりますが、そこはなんとかモチベーションを保ちましょう。
長続きさせるためのTips
とはいえ辛くなってくるので、少しだけTipsです。単純作業の一番の敵、それはモチベーションです。
私が行っていた具体的なモチベーション継続方法は、進捗の可視化です。
目標数 (今回は1000) のバーやマス目を作り、目標に従って覚えるべき単語数に線を区切っていきます。 一日が終わって単語を覚えたら、どんどん塗りつぶしていきましょう。
一日のinput量をかなり多く定めているため、初めのほうはかなり余裕を持ってタスクをこなせている感が出ると思います。 これが大事です。ゆとりを持って取り組めているというのを可視化することで、モチベーションが落ちること無く望めます。
オススメ単語帳
単語の暗記なので、オススメの単語帳を最後に紹介します。
正直、なんでもよいです。、一冊やり遂げる方が難しく大事なことなので、学校ですでに配られているのならそれをやり遂げましょう。
あえておすすめするなら、というのを幾つか紹介します
大学入試
私が大学入試で使ったのは、以下の二冊です
- 作者: 鈴木陽一
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- 作者: 刀祢雅彦,霜康司
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ありきたりだな…と思いますが、使いやすいです。
- 短文で構成されていて、単語にフォーカスした作り
これが結構大事で、正直単語の暗記にダラダラとした文章、いらないです。 文の繋がりよりも、まず単語覚えろって感じなので、この二冊が良いと思います。
社会人の方に
TOEICレベルの英単語というのはよくわからない。ビジネス寄りな言い回しを除けば、基本単語で構成されていることが多いからです。 先ほど紹介した二冊のどちらかを覚え直すことで、大体の単語がクリアできます。なにか一冊したいというなら、TOEIC用に適当に気休めの一冊を選ぶか、 あえて負荷をかけて、TOEICのその先をめざせる本を選ぶ、のが良いのではないでしょうか。
後者を選ぶ方におすすめするのは『ボキャビル』シリーズです。
TOEIC TEST スーパーボキャブラリービルディング(CD BOOK)
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発信型英語10000語レベル スーパーボキャブラリービルディング(CD3枚付) (CD BOOK)
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正直かなり重くて、なにせ数が多いです。私は10000語レベルの方は挫折しました。もうこれは短期ではどうしようもない量でしたね。。コツコツ努力が必要です。 けれど、これを全部マスターすれば、英字新聞などのこ難しい単語もほとんどすべてわかるようになるでしょう。 (TOEICに必要かは別として。)
おわりに
暗記っていうのは、知恵がほとんどいらないものですからね。 地味ですが、たくさん積んでいくと、いずれその効果が現れてきます。
私は高校時代英語の先生から『10%知らない単語が出てくると、英語が読めない』 と言われました。体感的にはもうちょっと推測で頑張れそうですが、たしかに10%以上知らないと、読む効率は激減します。 1ヶ月頑張って一冊の英単語帳を覚えた前後では、全く文の見え方が違ったのを覚えています。まるで革命でした。
テスト前とか、TOEICの点数が欲しいとか、急を要する人は、騙されたと思って頑張ってみてください。一番泥臭いですが、短期で点数をあげるには一番効果があります。
ただし、本当に英語力をつけたい人は、これに加えてコツコツと毎日鍛錬することを繰り返しましょう。英語は慣れなので、毎日することが本当に大事です。TOEIC880とっても、英語力の全くない私が言うのだから、本当です。
英語の力をつける一方法として、一つの参考にしてみてください。ではではっ
*1:合う人、合わないヒトはいるかと思いますが。