今回はダイナースクラブのブラックカードである、『ダイナースクラブ プレミアムカード(通称:ダイナースプレミアム)』を保有中の私が、このカードを実際に3年間使ってみた感想をまとめてみたいと思います。
これからダイナースプレミアムを持ちたい…と思っている方はもちろん、すでにインビテーションを入手済みだけれども年会費が高くて切り替えるべきか悩んでいる方などにもこの記事は役立つはず。ダイナースプレミアムの魅力を、隅々まで紹介しますよ。
尚、ダイナースプレミアムの入手方法については下記記事を参考に。このブラックカードは招待制のクレジットカードとなっているので、直接申込をすることは出来ません。
ダイナースプレミアムの感想まとめ:
早速、ダイナースプレミアムを実際に利用した感想をまとめていきます(今回はノーマル版のダイナースクラブカードでも受けられるサービスの解説は省略しています)。
どこでもポイント2倍は確かに凄い:
まず、ダイナースプレミアム最大の魅力といえば、ポイント還元率が他のクレジットカードよりも圧倒的に高いこと。
気になるそのポイント還元率は…というと実に2.0%にもなるので、高還元率カードとして有名な楽天カード(ポイント還元率1.0%)の2倍もポイントが貯まりやすい計算に。たぶん日本国内に存在する、すべてのクレジットカードの中でもこのポイント還元率は断トツ1位でしょう。
反面、ダイナースプレミアムは年会費が高いクレジットカードなので、その年会費を考えると正直、お得かどうかは微妙なライン。
楽天カードのように年会費無料で持てるクレジットカードのほうが、結果的にポイントが貯まりやすい…なんてこともあるので、このクレジットカードをポイント獲得目当てで持つなら、年間2,000万円以上程度の利用は想定しておいたほうが良いでしょう。
ポイント還元率をグラフにしたみた:
念のため、ダイナースプレミアムのポイント還元率を計算したグラフを作っておきました。
ご覧のように年間700万円以上の利用がないとポイントで年会費の元を取ることができず、年間1,000万円利用時におけるポイント還元率でやっと0.5%を越える程度…。
つまり余程の金持ちじゃないと、このカードのポイント還元率の高さは実感できないというわけです(もちろんポイント還元率の高さだけがこのカードの魅力ではありません)。
経費と分けられるのは便利:
次にダイナースプレミアムを持って良かったなと思う点は、私生活での支出と、仕事関連の支出を分けて利用することが出来ること。
というのもこのクレジットカードではビジネスアカウントカードといって、経費支払い用のクレジットカードを別途発行してくれるので、私生活の支出は通常カード、経費支払いはビジネスアカウントカードで払うことで「仕分け」が可能なんです。
- 通常のダイナースプレミアム:私生活用
- ビジネスアカウントカード:経費支払い用
もちろん私のような個人事業主や、会社経営者の方でもないとこのサービスにはメリットがないかもですが、どこかの会社に勤務している社会人の方でも、例えば会社関連の経費をビジネスアカウントカードで支払って経費申請する…なんてやり方も出来るはず。
こんな感じで2枚のカードを使い分けることが出来るメリットは大きいので、是非、ダイナースプレミアムを持ったら上手に活用して貰えればと思います。
銀座ラウンジは快適だけれども:
3つ目は個人的にもよく利用している銀座ラウンジが使える点。
こちらはこのダイナースプレミアムか、銀座ダイナースクラブカードというカードのどちらかの保有者ではないと使えない会員限定ラウンジなので、ちょっとした優越感に浸ることが出来るのが魅力です。
加えて銀座ラウンジでは、訪問する度にちょっとしたスイーツが貰えるのも嬉しいメリットのひとつ。カップのアイスクリームやマカロン、羊羹といったものが無料なので、ダイエットをしている方には逆にあまり良い空間ではないのかもしれません(苦笑)。
やや混雑気味なのがネック:
尚、最近ではダイナースプレミアムや銀座ダイナースクラブカード保有者が増えてきたせいか、この銀座ラウンジは混雑気味。
昼時や午後のおやつタイムに行くと、結構な頻度で待たされるので快適に活用したいなら午前中の間に訪問するようにしてみてください。この時間ならラウンジ内も比較的空いているのでおすすめですよ(詳しくは下記記事なども参照)。
使えるお店が少ないんじゃないの?:
あと、ダイナースクラブカードをこれから持とうとする方が気になるのは、『ダイナースクラブって使えないお店が多いんじゃないの?』ということだとは思いますが、少なくともここ最近に限ってはそれほど不自由なく支払いに使えます。
これは下記記事でも解説しているように、ダイナースクラブがJCBと提携して「加盟店の相互開放」というものを行っているため。ざっくりいうとJCBカードが使えるお店ならダイナースクラブカードも使える仕組みなので、その提携により使えないお店がほとんどなくなったんです。
とはいえ、全てのJCBカード加盟店でダイナースクラブカードが使えるのかといえばそんなことはなく、全体の85%くらい…といった印象。そのため、いくらブラックカードであってもダイナースプレミアムの1枚持ちはおすすめ出来ないので、このカードを使うならVISAカードやマスターカードとの2枚持ちが無難ですよ。
ICチップ搭載で使いにくくなったダイナース:
もうひとつ、ダイナースクラブカードを使う上での問題も。
それは2016年頃よりダイナースクラブカードに搭載されはじめたICチップによる障害で、ICチップ付きのダイナースプレミアムを店頭で使おうとするとお店に設置されているクレジットカード端末にエラーが表示されやすくなってしまったんです。
まぁ詳しい仕組みの解説は省略させていただきましたが、この障害でカード決済に時間がかかることもちらほら。そのうち解消される可能性が高いのですが、たぶん2017年いっぱいは使いにくい状況が続くんじゃないかなと睨んでいます。ご注意ください。
その他、ダイナースプレミアムについて:
その他、書ききれなかったダイナースクラブ プレミアムカードについての情報を箇条書きにしておきます。
- ダイナースプレミアムの券面デザインは個人的にも好きですね。2~3年前まではブラックカードなのかどうかわかりにくいデザインでしたが、現行デザインは黒光りしつつ高級感もあるデザインになっているので、ひと目で『凄いカードなんだな…』ということがわかります。
- 私の利用限度額については果てしなく高く設定されているのかと思えば、そうでもない金額に設定されているっぽいです。リボ払いについては100万までしか使えないので、私のダイナースクラブ側からの評価はあまり高くないのかもしれません。
- 元々、外資系のクレジットカード会社だっただけあって、やや日本人には使いにくいサービス内容が含まれています(電話用暗証番号など)。しかし、慣れればどうってことないので、それほど大きなデメリットではありません。
- 2016年にシティカードジャパンから三井住友トラストクラブへダイナースクラブブランドカードの発行会社が変更になりましたが、その後も違和感なくダイナースプレミアムを使い続けることが出来ているので、影響らしい影響はない感じですね。
この他の点についても気づき次第、当記事に追記をする形で増やしていく予定なので、ダイナースクラブプレミアムカードが欲しい方は是非、定期的に覗きに来てもらえればと思います。
ダイナースプレミアムの審査基準は低下気味:
最後に気になるダイナースプレミアムの審査基準(招待状が貰える基準のこと)ですが、こちらは冒頭で紹介した記事でも書かせていただいたように現状では低下気味。
率直、以前よりもかなり作りやすくなってきているのは事実なので、このブラックカードが欲しいならまずはダイナースクラブカードを入手した上で利用履歴を磨いてもらえればなと思います。
たぶん、メインカードとしてダイナースクラブカードを1~2年程度利用しつづければ、年収うんぬん関係なしに招待状が貰えるはずですよ。いつかはブラックカード…と思っている方は挑戦あるのみです!
以上、ダイナースクラブのブラックカードである、『ダイナースプレミアム』を3年使ってみた感想まとめ。このカードの評判や口コミを探してる方に…という話題でした。
参考リンク:
ダイナースクラブカードについてもっと詳しく知りたい…という方は下記記事も参考に。その審査基準からサービス内容などをわかりやすくまとめています。