ヒロイン
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幼少期
会社経営者の父と優しい母、快活な姉のいる裕福な坂東家の次女として生まれる。刺しゅうや縫い物が大好きで、一度始めると周りが見えなくなってしまうほどの集中力を発揮する。頭の中でイメージを膨らませていることもしばしばで、はた目からはポーッとしているように見えるが、自分がこれだと決めたことは何があってもやり遂げ、考えを譲らない芯の強さも持ち合わせている。太平洋戦争のさなかに結婚・妊娠するが、ほどなく夫は出征。夫不在の中、長女を出産する。さらに、終戦間際には神戸が空襲を受け、生まれ育った屋敷も財産も失ってしまう。戦地から帰らぬ夫を待ちながら、乳飲み子を抱えたすみれは、人々との出逢いに導かれ、得意だった洋裁の腕を生かして「子供服作り」を始める。
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すみれの父
坂東 五十八
(生瀬 勝久 )もっと読む -
すみれとゆりの父。布の売買をなりわいとする近江商人の家の次男として生まれる。天性の商才があったため、父から事業の一部を受け継ぎ、商売を始めてすぐに、大きな利益をあげるようになったが、傾いた本家を助けるために得意先を泣く泣く長男に譲る。幼なじみのはなとの結婚を機に、夫婦二人三脚で近江の布を大阪に卸すようになり、繊維会社「坂東営業部」を設立。成功をおさめ、一代で財を築いた。
合理主義者で新しいもの好き。娘たちには少々過保護気味。五十八の『よき相棒を作れ』『初志貫徹』という商売の哲学は、すみれたちに受け継がれてゆく。
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すみれの母
坂東 はな
(菅野 美穂 )もっと読む -
すみれとゆりの母。体は弱いが、強い芯を持った明るい女性。五十八と結婚し、夫が大阪で商売を始めると、近江から品を送り、「坂東営業部」の礎を築いた。この頃の苦労が、はなの大きな負担になったのではないかと、五十八は悔やんでいる。朗らかでいつも家を明るくする優しい母であり、すみれとゆりの性格を本人たち以上に理解している。手先が器用で刺しゅうが得意。すみれが9才の時に五十八に思いを託して亡くなる。
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すみれの姉
坂東 ゆり
(蓮佛 美沙子 )幼少期
内田 彩花 もっと読む -
すみれの3歳上の姉。成績優秀かつピアノや運動も得意で、自分の考えをはっきりと言葉にできる強さを持つ。子供の頃から経営者の家の跡取り娘として将来を考えている。自分に大きな自信を持っていたが、戦争が起こり、自分のやりたかったことができなくなる中、女性としての自分の生き方を模索していくようになる。何もできないと思っていた妹が大きく変わっていく姿にあせりを感じることがありつつも、 出産・子育てを通して母性に目覚め、仕事と家庭の両立に苦労するすみれの大きな支えとなっていく。
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坂東家の執事
井口 忠一郎
(曽我廼家 文童 )もっと読む - 坂東家の執事で、すみれとゆりの世話も担当。五十八からの信頼が厚く、主人がいくところはどこにでも付き従っていく。
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坂東家の女中頭
佐藤 喜代
(宮田 圭子 )もっと読む -
坂東家の女中頭で、すみれとゆりのよき養育係。戦後もすみれと行動を共にし、働かなければいけなくなった母親たちの代わりに、子供達の世話をすることになる。
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すみれの幼なじみ
野上 潔
(高良 健吾 )幼少期
大八木 凱斗 もっと読む -
「坂東営業部」の取締役・野上正蔵のひとり息子ですみれの幼なじみ。幼いころから豪快で頼れる兄貴的存在。強いだけでなく、優しさも持ち、人の気持ちを理解することができる。自己犠牲をいとわず、他人のために尽力できる度量の持ち主で、多くの人をひきつけるカリスマ性がある。戦後、父が五十八とともに築いた「坂東営業部」を再建させるため、ありとあらゆる手を使い、懸命に駆け回る。生涯にわたってすみれを支え続ける。
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潔の父
野上 正蔵
(名倉 潤 )もっと読む -
「坂東営業部」の取締役で五十八が最も頼りにする存在。潔の父。実直で頭の回転が速く、数字に強い。大阪に出て働き始めたところで五十八と出会い、その下で働くことになる。一緒に活気ある会社を作ってきたという自負がある一方、五十八がいなければ自分はいなかったと多大な恩義を感じていて、生涯、坂東家に仕えると心に決めている。五十八が貴族院議員になってからは、坂東営業部の実質的な経営者となる。
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神戸の靴店「あさや」の店主
麻田 茂男
(市村 正親 )もっと読む -
神戸の靴店「あさや」の店主で、坂東家出入りの靴職人。腕が良く、実直で顧客からの信頼も厚い。 普段はニコニコ、人当たりが良いが、仕事になると真剣そのもので、幼いすみれにもの作りに対して大きな興味を感じさせる。真摯で決して妥協しない本物の職人である。すみれにとって、もの作りにおける師匠のような存在でもある。戦後、すみれたちに「あさや」の一角のショーケースを貸し、商売の第一歩を後押しする。
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坂東家女中・マツの娘
小野 明美
(谷村 美月 )幼少期
坪内 花菜 もっと読む -
坂東家女中・マツの娘。幼い頃に父が亡くなり、母ひとり子ひとり、貧しくつつましい生活をしてきた。苦労して育ててくれた母を楽にするために、働きながら看護師の資格をとり、英語も独学で学ぶ。ベビーナースとして、神戸の外国人村で子育て法などを教えていたが、戦争で職を失い、看護師として再び働き始める。 そんな明美のもとに、すみれが協力を求めてやって来るが、お嬢様のざれ言と突き放す。しかし、すみれの信念と自分の思いが同じであると気づき、やがて協力することになる。
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すみれの女学校時代の同級生
多田 良子
(百田 夏菜子 )もっと読む -
すみれの女学校時代の同級生で『手芸倶楽部』のメンバー。手先が器用で型紙から洋服や小物を作ることを得意としていた。ムードメーカー的な存在で、明るく少しお調子者。少女雑誌が大好きで恋愛にも興味があり、ませた一面も。女学校卒業後、すぐにお見合い結婚をし一児をもうけたが、夫は出征し生死すらわからない状況になる。今後の生活に不安を抱える中で、すみれに再会し商売に誘われ、ためらいながらも、会社の創設のメンバーとなる。
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すみれの女学校時代の同級生
田坂 君枝
(土村 芳 )もっと読む -
すみれの女学校時代の同級生。生真面目で潔癖な性格。学生時代は「軍国少女」だった。すみれ、良子とともに『手芸倶楽部』を結成し、青春時代を過ごす。デザインやイラストが得意。幼いころから病弱で、周囲も自分自身も長くは生きられないのではと思っていたので、将来のことは考えないようにしていた。
結婚し出産した後も床にふせることが多かったが、戦後すみれと再会し、「自分を変えたい」と一念発起、会社の創設メンバーとなる。
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すみれの祖母(五十八の母)
坂東 トク子
(中村 玉緒 )もっと読む -
五十八の母で、すみれとゆりの祖母。度量が大きく、優しい。跡継ぎである長男を大切にする慣習により、兄に得意先を譲って故郷を離れた次男・五十八には、助けてやれなかったという負い目がある。
そんな思いから、五十八と病弱だったはなの結婚には精いっぱいの協力をした。戦中、疎開することになったすみれたちを温かく迎え入れる。
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五十八の兄
坂東 長太郎
(本田 博太郎 )もっと読む -
すみれの父・五十八の兄。すみれの伯父に当たる。
近江を商売の基盤とする坂東家の長男で、母・トク子が夫亡き後に支えてきた商売の基盤を受け継ぐ。
しかし、商売に不得手な面があり、経営が厳しくなってきた際、弟の五十八が始めていた商売の得意先を譲り受け、事業を継続させてきた。太平洋戦争末期、空襲を避けるため疎開してきたすみれやゆり達を受け入れる。
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長太郎の妻
坂東 節子
(山村 紅葉 )もっと読む -
長太郎の妻。近江に疎開してきたすみれとゆり達を受け入れる。坂東家の長男の嫁として家中を取り仕切っており、お嬢様育ちのすみれやゆり達に対し、厳しい態度で接する。
息子の肇と孫の慶一を溺愛しており、出征中の肇の帰りを心待ちにしている。
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長太郎の息子の妻
坂東 静子
(三倉 茉奈 )もっと読む -
長太郎の息子・肇の妻。出征中の肇を待ちながら、節子を手伝っている。
近江に疎開してきたすみれ達を受け入れるが、お嬢様育ちのすみれとゆりに対し、憧れと反発の入り交じった複雑な感情を持っている。
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すみれの幼なじみ
田中 紀夫
(永山 絢斗 )幼少期
玉山 詩 もっと読む -
すみれの幼なじみ。
後にすみれと結婚して坂東家に婿入りし、坂東営業部に入社する。
無口で何を考えているのかわからないところもあるが、心の中ではすみれや家族を強く想っている優しい青年。
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良子の夫
小澤 勝二
(田中 要次 )もっと読む -
商船会社に勤めており、お見合いを経てすみれの友人・良子と結婚。年の差を気にして良子に遠慮しがちなところがある。長男の龍一に恵まれるが、すぐに戦地に出征することになる。
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君枝の夫
村田 昭一
(平岡 祐太 )もっと読む 銀行に勤務。すみれの友人・君枝とはひょんなことで知り合ったことをきっかけにお互いへの愛を育み、後に結婚。長男の健太郎に恵まれるも軍に召集され、戦地に赴くことになる。
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昭一の母
村田 琴子
(いしの ようこ)もっと読む 村田昭一の母で、君枝にとっては姑(しゅうとめ)に当たる。身体の弱い君枝を温かく支えつつ、出征していなくなった昭一の帰りを待ち続けている。
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潔の友人
岩佐 栄輔
(松下 優也 )もっと読む すみれの幼なじみ・潔の友人。闇市で潔と再会し、共に坂東営業部の再興を目指していく。戦争で亡くした妹とすみれの姿を重ね、すみれを支え続ける存在に。
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紀夫の父
田中 五郎
(堀内 正美 )もっと読む すみれの幼なじみ・紀夫の父。貴族院議員で、近所同士の坂東家と仲のいい関係を築いている。
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すみれの女学校時代の同級生
高西 悦子
(滝 裕可里 )もっと読む すみれの女学校時代の同級生。周りの同級生たちから「悦子様」と呼ばれ、クラスの中でも特別な存在だが、すみれたち手芸倶楽部の3人を何かと意識している。
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