どうも、ぶんちゅです。
「セブン&アイ・ホールディングス」といえば、全国ほぼ誰もがわかるような規模の大企業です。
有名な傘下は「セブン-イレブン・ジャパン」、「イトーヨーカ堂」、「そごう・西武」などそうそうたる顔ぶれが揃います。日本の大手流通持株会社であり、同グループの営業利益の約8割をセブンイレブンによるコンビニ事業が担っています。
そのセブン&アイ・ホールディングスの子会社で北米でコンビニエンスストア展開をしている7-Eleven,Inc.が米国Sunoco LP社からコンビニエンスストア事業及びガソリン小売事業の一部を取得すると公的に発表しました。
具体的な数字を出すと、およそ3660億円をかけて米国テキサス州及び東部地域にあるガソリンスタンド及びコンビニエンスストアを1,108店舗取得するということになります。
店舗拡充を図り、またSunoco LP社からガソリンの供給を受ける契約を締結する予定のため、これは非常に大きな前進となりそう。
18年2月期の設備投資額は、前期比倍増以上となる8070億円(前期は3842億円)を計画し、中心は主力のコンビニ事業で、国内コンビニ事業には1832億円(前期比572億円増)、海外コンビニ事業には5100億円(同3627億円増)を投じる予定だそうで、
「米コンビニ市場は勢いがあり、チャンスがある市場」
とする井坂社長の強気な前進となったようです。
けっこう経済全体に影響しそうな規模ですね。これからこのようなことがしばしば起こるのであれば、競合会社も指を咥えているわけにはいかないでしょうね。