つい最近まで知らなかった『さぷりぶ』の存在。発行元は「副都心住宅販売」から社名変更した「スミタス」という札幌の会社です。
http://www.suplive.net/index.html
2001年創刊の分譲マンション情報誌
さぷりぶの意味は、SUPPLY(供給する)とLIVE(住む・暮らし)を組み合わせた造語だそう。札幌市内の分譲マンションに住む8万世帯を対象に直接ポストへ届ける情報誌とのこと。
実際に読んでみると内容はほぼスミタス関連。そりゃそうですよね、フリーペーパーという名の広告。
広告に『インダストリアル』の文字
「お?」と思って調べてみると、スミタスには好みのスタイルから内装を選べる『√S(ルートエス)』というリノベーションプランがあり、この広告はインダストリアルが7番目に公開されたという内容のものでした。ちなみに、現在展開中のスタイルは下記6つ。
- アトリエ
- シャービーシック
- レトロ
- ジャポナイズ
- ナチュラックス
- リゾート
インダストリアルに続き、今後は「ロフト」「シンプリー」「アーバン」「オーガニック」「アート」の5スタイルが展開される予定とのこと。全部で12もあるんですね。
『1平米×10万円』というワンプライスリノベーション
専有面積×10万円という基本プランに、インテリア(2万円/㎡)を任意で追加できるそう。家具の造作など基本プランにないものは別途見積(任意)
出典:https://root-s-ms.jp/system/
65平米のマンションなら650万円でリノベーション可能⁈
お得なパッケージプランに見えますが、専有面積×10万円ポッキリ!とはいかないと思います。
リノベーションの平均費用は「平米単価10万円」とよく聞きますが、個人的にはこれだと少し足りないんじゃない?って思うんです。壁や床には予算をあまり掛けられず、デザイン性にもそれほどこだわれないかと。もちろん、どんな工事を希望するのかによって違いますが・・。
増える定額制リノベーション
「リノベーション」という言葉の認知度って、実際どのくらいなんでしょうか。定額制リノベーションがここ数年で増えているのは、この認知度とも関係しますよね。
何にどのくらい予算がかかるのか、素人には分かりにくい工事費用も「定額制」であれば、分かりやすく選びやすいのは事実。スミタスに限らず、今では各社に同様のプランがあるので、金額によって床材や建具など各社にどんな違いがあるのか、調べてみたいと思う今日この頃。
RECOMMENDこちらの記事も人気です