米国連大使、「軍事行動も視野」 シリア化学兵器疑惑

2017.04.06 Thu posted at 11:35 JST

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ワシントン(CNN) シリア北西部イドリブで化学兵器が使用されたとみられる件を受け、国連安全保障理事会は5日、緊急会合を開いた。安保理議長国である米国のヘイリー国連大使は、化学兵器による民間人への攻撃をめぐりロシアとシリアの政府を強く非難、米国はシリア内戦の解決に向け軍事行動も視野に入れていると示唆した。

ヘイリー氏はこの中で、「国連が集団的に行動する義務を怠り続ければ、国家が独自の行動を取らざるを得ない場合もある」と発言。「犠牲者のため、他の安保理理事国が最終的に同様の行動を取る意向であることを望む」と述べた。

国連安保理は、多くの子どもたちを含む数十人が死亡した今回の攻撃について、シリアのアサド政権を非難する決議案を検討している。アサド政権を支援するロシアはこの決議案に対し拒否権を行使するとみられる。

米英仏の代表者が配布した決議案草稿は、攻撃があった4日のシリア北部での飛行記録を提出するようシリア政府に求める内容。また、将官を含むシリア軍将校との面会も要求しているほか、シリア国内などでの化学兵器の使用を明確に非難するものとなっている。

安保理での審議の最中やこれに先立っては、複数の国が今回の攻撃を非難した。ただ、ロシア外務省のザハロワ報道官は決議案を強く批判。報道陣に対し、決議案は「受け入れがたい」と述べたほか、起草は拙速だったとの見方を示した。

トランプ米大統領は5日、ホワイトハウスで記者会見し、前日にシリアで起きた事態について「恐ろしいことだ。言葉にならない」などと述べた。


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