[PR]

 ロシア・サンクトペテルブルク市の地下鉄テロ事件に関連し、アクバルジョン・ジャリロフ容疑者と共謀した疑いで中央アジア出身の3人が6日、逮捕された。インタファクス通信が伝えた。複数の関与を示すもので、国際的な過激派組織が絡んだ可能性もある。

 3人は6日早朝、同市内の住宅で当局に逮捕された。テロで使われた爆弾と似た部品も見つかったという。ロシア捜査委員会は同日、ジャリロフ容疑者の交友関係を調べた結果、容疑者と接触していた中央アジアの国籍の数人を特定、容疑者宅で「重要な物証を見つけた」と発表していた。

 ジャリロフ容疑者はキルギス南部オシ出身で、6年前にロシア国籍を取得。今年2月、両親の住む故郷を訪ねており、その際、過激派組織に勧誘されたとの見方が浮上していた。

 オシ周辺は昨年、キルギスの首…

有料会員に登録すると全ての記事が読み放題です。

初月無料につき月初のお申し込みがお得

980円で月300本まで読めるシンプルコースはこちら