笠岡市地域おこし協力隊委嘱状交付式 2人増員し7人体制

2017/04/05 水曜日 動画


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地域おこし協力の委嘱状交付式が3日、笠岡市で行われ、新たに2人が加わり7人体制となりました。

 委嘱状交付式は笠岡市役所の市長室で行われ、笠岡市地域おこし協力隊の7人が出席しました。

 式では小林市長が「笠岡市の抱える問題解消のため協力をお願いします」と激励し、新採用の2人を含む7人に4月1日から1年間を任期とする委嘱状を手渡しました。

 今年度から、新たに地域おこし協力隊に任命されたのは、東京都東村山市出身の元会社員、永塚剛嗣さん39歳と、大阪府堺市出身の元ジャズシンガー、ムヤ歩さん30歳の2人です。

 会社勤めの傍らで自主制作レーベルを立ち上げてバンド活動をしていた永塚さんは、地元の東村山市で10年以上続く音楽イベントの立ち上げに携わり、地域に貢献する充実感を得たことから、地域おこし協力隊を志望しました。

 また副業でインターネットを使って自主制作漫画を配信したり、無料通信アプリ「ライン」のスタンプ制作などにも取り組んでいて、方言を取り入れたラインスタンプの制作や音楽イベントの企画を行いながら、笠岡市内全域の情報発信に取り組みます。

 永塚剛嗣さんは「緊張感とわくわく感でいっぱいです。漫画執筆や音楽活動など、笠岡にいても全国で活動できることを発信していきたい。地域を盛り上げていきたいです」と話していました。

 ムヤさんは、タンザニア人の夫と出会い、子どもが生まれてから、自然や地域の魅力を感じるようになったことから、自然に恵まれた笠岡市で地域活動に取り組みたいと、地域おこし協力隊を志望しました。

 アメリカとアフリカへの留学で有機栽培農業について学んだ経験を活かし、白石島を拠点に国際交流の推進や、有機野菜の普及などに取り組みます。


 ムヤ歩さんは「緊張感はありますがしっかり責任を背負って頑張りたい。白石島の方が元気に老後を過ごせるような、みんなが幸せになるような島を目指して頑張っていきたいです」と話していました。

 笠岡市では今後、7人の隊員が各地域でそれぞれの得意分野を活かしながら地域おこしに取り組んでいきます。

浅田怜



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