蹴球探訪
異端のレジェンド 土屋征夫 41歳9カ月“J1最年長出場”(5月25日)
【グラニュース】杉森、20歳バースデーに誓った!!定位置奪取2017年4月6日 紙面から
J2名古屋グランパスのMF杉森考起(20)が5日、愛知県豊田市のトヨタスポーツセンターで行われた紅白戦で、主力組の左ウイングバック(WB)に入った。「やりやすかった」と話す位置で軽快な動きを見せ、讃岐戦(8日、パロマ瑞穂)の先発出場に向け猛アピール。「結果を出したい」と、再び定位置奪取に意欲を燃やした。 クラブ史上最年少の16歳でプロ契約した“名古屋の至宝”が20歳を迎えた。誕生日にサポーターから両手いっぱいのプレゼントを受け取った杉森は「こんなにもらったのは初めてです」と顔をほころばせた。 4年目の今季、高い基礎技術が風間監督の目に留まり、右WBの開幕スタメンを手にした。だが、不慣れなポジションに加え、守備に不安を残し、3節の千葉戦を最後に先発から外れた。ここ2試合は出番も巡って来ず、「監督は状態がいい選手から使っている。森コーチからも『結果は大事だよ』と言われていたし、結果を出したい」と闘志を燃やす。 この日の紅白戦では、定位置争いのライバル杉本と交互に主力組の左WBに入った。昨年経験し、慣れているポジションで軽快な動きを見せ、ゴールを決めるなど猛烈にアピール。「シュートの体勢に入りやすいし、中も見やすい。やりやすさがあった」と手応えを口にした。 佐藤と和泉を欠く苦しいチーム状況だが、杉森にとってはむしろチャンス。定位置奪取がかかる大事な時だけに、誕生日であっても「今日はゆっくり体を休めます」と控えめ。さらに20歳になり飲酒が合法となったが、「サッカーを頑張ってからですね」と興味を示さない。 PR情報 |