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【大リーグ】

前田は5イニング3失点で敗戦投手 揺らぐ監督の信頼

2017年4月6日 紙面から

パドレス戦の3回、ソラルテにソロ本塁打を浴び、舌を出す前田(社英夫撮影)

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◇パドレス4−0ドジャース

 気掛かりなのは、黒星スタートよりも指揮官の信頼感だ。前田は100球を予定していたが、5イニング、75球を投げたところで代打を送られて降板。「メジャー最弱」と評されるパドレス打線に序盤で3失点を喫し、敗戦投手となった。

 「ことし最初の試合でちょっと力が入ってしまった。試合に入って力みが出て、慎重にもなった。シーズン最初は難しい。いつもより緊張や不安があった」。共同電などによれば、前田の言葉も煮え切らなかった。

 1回、先頭打者を2球で2ストライクと追い込みながら、4球連続ボールで四球。1死から連打と犠飛でいきなり2失点した。

 これで、昨年9月27日からポストシーズン3試合も含めた計6試合は0勝4敗、防御率7・66。うち5回もマウンドに登ったのはこの日だけで、それ以外は5イニング未満の早期降板となっている。米紙USAトゥデー(電子版)によれば、ロバーツ監督は「ケンタは6回も投げたがっていたが、5回の打席が回って来る前から交代は考えていた。序盤は直球の制球が悪かった」と冷たい口調だった。

 

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