蹴球探訪
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【プロ野球】巨人が4年ぶりの開幕5連勝 内海が7イニング1失点の快投2017年4月6日 紙面から
◇巨人4−2DeNA巨人が4年ぶりの開幕5連勝を飾った。1−1の5回、内海と立岡の適時打と坂本勇の犠飛で3点を勝ち越した。内海は投げても粘り強く要所を締めて7イニング1失点で白星を挙げた。DeNAは得点圏で決定打を欠き、3連敗を喫した。 ◇ 試合終了の瞬間、左手の拳を突き上げ、喜びをかみしめた。巨人先発の内海が7イニングを6安打1失点で今季初登板初勝利。2013年以来となるチームの開幕5連勝に投打で貢献し「いい緊張感の中マウンドに上がれた。本当に良かった」と充実の表情を浮かべた。 粘り強い、内海らしい投球を展開した。3点リードの7回。2死からの連打で二、三塁のピンチ。続く梶谷を高めスライダーで右飛に仕留めた。「投げた瞬間いかれたと思ったけど、良かった」と安堵(あんど)した。 打っても存在感を示した。同点の5回1死三塁。「江藤(打撃コーチ)さんが『大振りしないで合わせるだけでいい』と言っていただいて」と、井納のフォークを中前へ勝ち越し適時打。自身5年ぶりの適時打は、値千金の一打となった。 昨年12月には胸腔(きょうこう)鏡による縦隔腫瘍摘出手術もあったが、驚異的な回復で3年ぶりの開幕ローテを勝ち取った。目標の2桁勝利へ好スタートを切り「この1勝は自信になるし、1年間通してこの1枠を渡さずに投げきりたい」と決意を示した。 ベテラン左腕の好投に高橋監督は「最後苦しくなったが、何とかこらえて投げてくれた」とたたえた。「どんどん勝ちを重ねて、リーグ優勝できるように頑張ります」と内海。今季こそ1年間マウンドに上がり続け、3年ぶりのVへと導く。 (田中哲) PR情報
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