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鳥インフル沈静化 三重の水族館など、ペンギン散歩など再開へ

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鳥インフル沈静化 三重の水族館など、ペンギン散歩など再開へ

 鳥インフルエンザウイルスの感染例の沈静化を受け、ペンギンの散歩やショーなどを中止していた県内の水族館などは、今月中旬から約3カ月ぶりにパレードなどを再開させる。志摩マリンランド(志摩市)は18日からペンギンお散歩タイムを再開。近畿日本鉄道のペンギン列車も25日から再開される予定といい、春休みの観光シーズンを前に関係者らは集客の弾みになると期待している。

 昨年12月の東山動植物園(名古屋市)での感染例などを受け、県内では志摩マリンランドや鳥羽水族館(鳥羽市)、伊勢市の伊勢夫婦岩ふれあい水族館シーパラダイス(伊勢市)などでイベントが中止に。その後、明和町で野鳥のオオタカの感染死亡も確認されたが、継続監視の結果、今月まで発生事例はない。

 このため、各施設で順次イベントを再開させることになり、志摩マリンランドは「冬休みに入館者が少し減ったが、再開できるのでうれしい」と歓迎、待ち望んだ観光客らの集客アップに期待している。

 鳥羽水族館でも18日からペンギン散歩を再開、伊勢シーパラダイスも25日からペンギンイベントを再開させる方針だ。