2017年4月5日08時40分
上越新幹線に新車両が投入されることが決まり、2階建て新幹線「Maxとき」「Maxたにがわ」が姿を消すことになった。JR東日本は4日、2020年度末までに上越新幹線で使用している2階建て車両「E4系」を北陸新幹線で使われている「E7系」にすべて入れ替えると発表。JR東の冨田哲郎社長は記者会見で「一部のファンには大変さびしい思いをさせることになる」と話した。
JR東によると、E4系の多くが交換必要な目安としている16年目となる18年度から置き換えるという。20年度末までに11編成132両のE7系を投入し、23編成184両のE4系を順次廃止していく。
E7系は既に北陸新幹線で導入されていて、グリーン車よりも広い席の「グランクラス」があるのが特徴だ。全席に電源コンセントを備えており、乗客へのサービス向上が期待されている。
北陸新幹線などと車両の形式を統一することで、JR東の冨田社長は「輸送の効率性を高めることもできるし、メンテナンスも画一化され、作業も楽になる」と話している。
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朝日新聞社会部