中学教諭、生徒に平手打ちや回し蹴り 「感情が高ぶってしまった」

 奈良市教育委員会は5日、市立都跡中の生徒指導主任だった男性教諭(53)が、顧問を務めていたバスケットボール部の生徒6人に、平手打ちや回し蹴りなどの体罰を加えていたと発表した。奈良県教委が今後、処分を検討する。

 市教委によると、教諭は3月28日、部活動終了後に生徒4人の顔を2~5回、平手打ちした。翌29日には別の2人に対し、平手打ち10回や尻への回し蹴りなどの体罰を加えた。2人が口の中を切るなどの軽傷を負った。

 教諭は市教委に「指導するうちに感情が高ぶってしまった。手を上げて指導することは適当ではなかった」と説明している。保護者から学校に連絡があり、発覚した。

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