[取材・構成:森元行]
―――テレビアニメ『魔法少女まどか☆マギカ』が公開されてから、6年、『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ』が公開されてから5年経過しておりますが、『魔法少女まどか ☆マギカ』(以下:『まどかマギカ』)シリーズに対する想いをお伺いできますか。
悠木さん
本当にいろいろなチャンスをくれた作品で、「まどか」を通して多くの経験をさせてもらいました。例えば、テレビアニメで主演声優を務めさせて頂いたのも大きな経験ですし、それが劇場化されてもっと先に進んで、多くの方に応援していただいて、いろいろな賛否両論される機会もありました。
それがアプリになったり、ゲームになったりと本当にいろんな場面で「まどか」としてお芝居をさせていただいたので、「まどか」には本当にいろんな機会を与えてもらいました。それがまたこうして5年、6年たった今もAbemaTVを通して視聴者の方に作品を見ていただけるのは本当にありがたい機会だと感じています。
―――悠木さんにとっての『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編] 叛逆の物語』(以下:『新編』)の見どころはどういったところになりますか?
悠木さん
お客さんが見たいと思っていたシーンを、すごーくちゃんと入れています。例えば変身バンク(変身シーン)や「まどか」、「ほむら」(暁美ほむら)、「さやか」(美樹さやか)、「マミ」(巴マミ)、「杏子」(佐倉杏子)の5人で揃って戦うシーンなど、激しいアクションシーンだったり、なかなかテレビアニメや本編では描かれていなかったけれど、ファンのみなさんが絶対見たかったシーンというものを確実に入れられています。
ただ、見てもらった方に対価として「絶望」を支払ってもらうのが、『新編』の良さだと私は考えています。「いますごく幸せなものを見たでしょ?それをあげたってことは君たちから絶望を頂くよ?」というのが私は印象的ですね。
―――初めて本作を見る人はすごくびっくりすると思うのですが、それが自分のスマートフォンで見られるというのはすごいことだと考えています。普段からAbemaTVはご利用されていますか?
悠木さん
はい。特番にも出演させていただいたりしましたので、ダウンロードしています。
―――いろいろなジャンル(チャンネル)がありますが、アニメチャンネルを見ることが多いでしょうか。
悠木さん
そうですね。やはりコメント機能がついているのがすごく気に入っていて、自分が気になるアニメのコメントを見るのが楽しいです。懐かしのアニメなどを見ている時は「みんなで見ている感」があるので更に楽しいな、と感じます。