【済州聯合ニュース】旧日本軍の慰安婦問題の解決を求め、ソウルの日本大使館前で毎週水曜日に開かれている「水曜集会」が5日、韓国南部の済州島でも始まった。
集会は同島内にある日本総領事館付近で行われ、市民団体メンバー約10人が参加した。
メンバーらは「韓国と日本政府は慰安婦関連の韓日合意によって最終的かつ不可逆的に全ての問題が解決されたとごまかしている」と指摘。「合意により慰安婦問題が解決されたと日本の歴史教科書に記述され、生徒に日本政府の責任がなくなったかのように教育しようとするなど、謝罪と賠償なく、歴史から戦争犯罪を消そうとしている」と批判した。
同団体は慰安婦被害者が求めているよう、日本政府の真摯(しんし)な謝罪と責任のある賠償が行われるまで、水曜集会を続けることにした。
ソウルの日本大使館前で1992年に始まった水曜集会は25年が過ぎた今も毎週行われている。