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ネトウヨアイドル「我那覇真子」の教育 ② - 彼女が極右活動家になったワケ -

2017年4月5日
 
さてさて、あの沖縄デマ番組ニュース女子に「地元民」としてウヨウヨしくご登場の沖ウヨアイドルあるいは広告塔、我那覇真子ですが。
 
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先日もお伝えしました通り、我那覇真子がなぜ「極右活動家になったのか」。
 
今日もまず結論から言わせていただく。
 
そのワケは彼女が言うような「偏向報道」の沖縄二誌のせいでもなく、「非合法」な基地反対運動のせいでもない。実はしごく単純明快なそのワケは、日本会議系の怪しげな疑似心理学「応用心理カウンセラー」である父、那覇隆裕の幼児教育、教導あるいは洗脳の産物だということだ。
今日は、真子さんの「治る実践心理カウンセリング心理カウンセラー」を自称する我那覇父、那覇隆裕氏を皆さんにご紹介したいと思う。
 
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那覇隆裕氏の自画自賛「プロファイル」。 

『治る実践カウンセリング』 心理カウンセラー我那覇隆裕のプロフィール|Ameba (アメーバ)

『自営業の傍ら心理学を学ぶ。独自のカウンセリングの理論を確立し、相談室開設。これまで不登校強迫神経症、対人恐怖症、パニック症、幻聴・幻覚症、うつ、自傷行為等を手掛け全てを解決、解消する実績を上げる。』

 

いやはや、すごいな。
「全てを解決、解消する実績」の心理学とは ( ゚Д゚) 。
「独自」過ぎるぞ !
  
そして、
● レスキュー長期不登校
● 幻覚症
● 自傷行為に苦しむ女性
● ハーブアロマと和の心
● 人間観を変えようぜ! ニート
 
 などのヒーリングな項目の次にこんな記事が。
 
● 日本再生の条件

日本再生の条件|『治る実践カウンセリング』心理カウンセラー我那覇隆裕のブログ

今の日本には、本来の意味での日本人はいません。
 敗戦ショックと戦後憲法によって我が国は、そのアイデンティティーを喪失してしまいました。
 微かに残る日本人であったという記憶によってかろうじて社会を運営しているにすぎません。

 これを最も端的に象徴しているのが皇位継承問題です。
 いわゆる女系天皇の是非についての騒ぎです。
 日本の正統がゆらいでいなければ問題になるハズもないことなのです。なぜなら皇統とは、はじめから男系を前提とするものであり、それ以外はあり得ないからです。

 そういうわけなので、皇統は男系に限らなくてもいいのではないかという考えは、始めから誤りなのです。
 女系天皇の是非をめぐる議論は、それ自体ナンセンスであり、これを拒否、あるいは否定することが正しい姿勢(あり方)なのです。

 それを皇室廃絶を目論む左翼人士のレトリックにひっかかったばかりに、この体たらくです。保守の言論人や政治家の知的退廃は、ひどいと思わされます。
 ここは、共産主義の陰謀は許さんの一点張りでいいのです。
 保守論客の中には学識披見の機会とばかりにハッスルしている方が多くいます。
 左翼がウソとワナをしかける典型的パターンであるとまだ知らないのかしら。

 天皇家は日本全体の祭祀の頂点です。かつて先祖を祭るありかたは自明の事でした。
 それは、父の父方を祭るのを原理としなければ成り立たないというものです。

 例えば、母の実家のお墓はまだしも、母の母方のお墓となると一気に縁遠いものになります。もしここで左翼の大好きな男女平等、男女同権の思想を先祖供養に持ち込むとどうなるでしょうか。先祖供養の文化はすべからく絶えてしまうことでしょう。
 日本中が無縁仏となり、墓場がそれこそ本物の墓場と成り果てるでしょう。さぞかし、荒涼たる風景になるに違いありません。

 女系天皇論者のねらいは、そこにあるのです。左翼は文明の否定を理想主義社会の実現と前提するのであり、彼らなりに大真面目というわけです。
 実際、女系論者の多くは、日頃から左翼的言動を隠そうとはしません。。
 (反日、日の丸反対、自衛隊反対、原発反対、反自民党、反米、親中国、親北朝鮮・・・等)

 おっと、時間が来てしまいました。この後にカウンセリングが入っています。この続きは次回にさせて下さい。お仕事・・・お仕事・・・。

~美し国ぞ大和の国は~

那覇

 
むろん、こんな文章からも分かるように、彼の言う「独自の」心理学とは、本来のアカデミックな心理学とは遠くかけ離れたものである、というだけではない。今時の大学生でもこれほど稚拙な論理の飛躍はありえないと驚嘆するほどのネトウヨ脳だ。
 
しかも、ここで注目したいのは、 
「しつけ・子育てはどうしたらいいのだろう。」
「もっと自分の能力を発揮したい !」
「人生って ? 本当の幸福って何 ?」
「家庭をもっと明るくしたい」
「心理学に興味がある。」
そんな、さまざまな葛藤を抱える女性たちをからめとるかのように「応用心理カウンセラー」の名目で集客し、それでいて、語られ導かれるのは、結局、驚くほど男系中心主義の世界観
 
そして、もれなくついてくる「共産主義の陰謀」、「左翼がウソとワナ」、「左翼の大好きな男女平等、男女同権の思想」、「反日、日の丸反対、自衛隊反対、原発反対、反自民党、反米、親中国、親北朝鮮」の「左翼的言動」、という、
学問からはほど遠い非論理的言説の数々・・・。
 
 【沖縄の極右・我那覇真子の正体/この親にしてこの子あり②】

youtu.be

那覇父は、戦後レジームの脱却」=「大日本帝国植民地主義軍国主義の復活」だと明言しています。歴史修正主義者でもある。危険な思想。
《【元動画】我那覇隆裕 東京MXテレビ問題の本質:辛淑玉氏等在日朝鮮人による反日反米工作を糾弾する国民集 日本交通協会於 平成29年3月26日》
※ 日本交通協会ではこんなレイシスト集会でも開催させてくれるんですなあ。驚きです。

 

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つまり、育児の悩みやいじめや自傷行為など、人々の心の苦しみに寄り添うふりをして、怪しげな「心サークル」「心理学教室」「講演会」などを開催しつつ、その実、ひとの心の弱みにつけこんで、陰謀論と極右の嘘デマを心の隙間に注入する、こうしたおカルト的なやり方だ。
 
彼の文章を読んだだけでも、彼の「心理学」なるものが、いかにエセちっくなものかが即座にお分かりいただけることだろう。
 
驚きではないか。
「応用心理カウンセラー」と名乗りつつ、
応用というよりもむしろ、粗悪な極右が心理学なるものを「悪用」しているとしか言いようがない体たらく。
 
しかも、な、なんと、この我那覇隆裕氏、
米国ハワイ国際大学連合オリエント地区統括研究機関・一般社団法人応用心理カウンセラー協会」なる団体の「名護分校」の「先生」というから、驚きだ !
 
さて、そろそろ今回はここまでとしよう。
  
まず、今日、ここで言っておきたいのは、
 
この「米国ハワイ国際大学連合オリエント地区統括研究機関」の「応用心理カウンセラー協会」は、「大学教育の一環」として応用心理学講義を実施し、「当財団大学部より修了証書が授与」という講座までひらいているのだが、そこへの連絡方法は、携帯電話とファックス番号しかないという、世にも珍しい「大学教育」機関。
次回の不安クラブでは、このハワイ国際大学なんちゃら「応用心理カウンセラー協会」なるものの実態を追っていきたい。
 
ともかく、 
 
こんな出所の怪しいおカルト・カウンセラーである父の教育、あるいは洗脳の産物、それが「ウヨク活動家」我那覇真子の真実だ。
 
お気の毒といえばお気の毒な情操教育の犠牲者といってもいい。
 
おカルト疑似心理学にだまされるな !