こんにちは!AzuYahiです。
前にも書きましたが僕は北海道に在住しております。
北海道に住んでいると熊のいろんな話を耳にすることが多いです。
今回はそのなかの一つのエピソードを紹介します。
※デントコーン畑 デントコーン
北海道のとある小さい町で体長2メートルを超える熊が畑を荒らしていると、農家の人が町役場に訴えました。
役場はさっそくハンター(猟師)に熊の調査と場合によっては駆除も依頼しました。
ハンターが現場におもむくと畑は荒らされており、熊の足跡や糞があちらこちらで発見されたそうです。
ハンターは10人ほど手わけをして、数日熊を探しましたが発見できなかったそうです。
結局しばらく様子を見ることになったのですが、その1週間後再び事件が起こります。
今度は熊に家畜(乳牛)が襲われたとの知らせでした。
※イメージです
発見された時はお腹を裂かれて内臓が飛び出ていたそうです。
このままでは今度は人間が被害に合うかもしれません。
町役場とハンターはついに本気を出しました。
ハンターは熊がよく現れる畑周辺に罠を仕掛けました。
※鉄檻 主に猪などを捕獲するのに使用する。中に餌を設置して獲物が檻の中に入ると
扉が閉まる仕掛けになっている。
ハンターは熊が罠にかかるまで交代で見張り続けました。
そして3日後、ついに問題の巨大熊を捕獲することに成功しました。
本来であれば薬で眠らせて山奥に帰すのですがこの時は事情が違いました。
熊は想像以上に大きい上に、檻の中で暴れまわるので今にも檻が壊れそうだったそうです。
※イメージです。
ハンターはやむなく持っていたライフルで熊を撃ちました。
熊はその場に倒れて動かなくなったそうです。
死んでしまった熊は解体場所に運んで処分しなくてはいけないので、ハンターが10人ほどで熊の積み込み作業をはじめました。
ハンターの一人が檻の入口を開け積み込み用のロープで熊を縛ろうとした時でした。
熊が突然起き上がり、ハンターの頭に噛み付いたのです。
熊は噛み付いたままいっこうに離そうとはしなかったので、他のハンターたちは一斉に熊に発泡したそうです。
熊は今度こそ絶命しましたが、ハンターを噛み付いたまま離さなかったそうです。
噛みつかれたハンターは一命をとりとめましたが、一生寝たきりの体になってしまったそうです・・・・・
後日わかった事ですが、最初に撃った銃弾は既に熊の心臓を貫いていたそうです。
つまり心臓を貫かれた状態で熊は復活したことになります。
恐ろしい生命力です。
今回のエピソードはこれにて終わりです。
また機会があれば熊の話を書きたいと思います。
それではまた😌
※今回のエピソードはあくまでもハンターをやっている知人に聞いた話なので、僕が体験したことではありません。