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Doraneko&Donuts

「好きなものに」囲まれながら生きていく!そんな「楽しい」を作り出すブログ

常識を打ち破る、知られざる「ねこの秘密」の正体!

読書ノート

ねこの秘密 (文春新書)

※2017/4/5 リライトしました。

 

ドラねこ書店 おすすめの本75 

ちわ、おいさんだよ(*´∀`*)

みんな動物は好きかい?わしはけっこう動物に好かれる方だけど…… 

 

今回は非常に役立つネコの本をご紹介するよ。

なぜいきなりネコの本かというと、以前はてなお題で「飼ってる、飼ってた、飼ってみたい!」というねこについての記事を書いた際に、「そうだ!せっかくだからネコの本を読んでもう一度ネコについてしっかり勉強してみよう!」と思い立ったので、今回はその時読んだネコのおもしろかった本を紹介します。

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ねこの秘密

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これは以前も何度も書いたけど、わしは子供の頃、多くのネコを飼っていた。

わしがネコを飼っていた数は最大で18匹のネコたちにもなった。

どれも強烈な個性の持ち主で、いつもそんなネコたちと暮らしながら時に遊んだり、喧嘩したりを繰り返して、わしはけっこうなかよく過ごしていたと思う。

 

そんな生活を長いことしていたから、

わしはネコについて多くのことを知っているつもりだった。

しかしこの本を読んでそれがとんでもない思い間違いであったことがよくわかった。

あんなに身近にいたネコを、わしはなんにも知らなかったのだ。

 

そんなねこについての歴史とちょっとした豆知識を少し解説していこう。

 

ねこと人間の共生の起源

今から9000年から1万年前に、キプロス島から地中海を隔てたメソポタミア周辺(現在にイラクあたり)で、農耕と定住が始まりました。古代エジプトよりも数千年も古い時代です。

この年代がキプロス島のシルロカンボス遺跡の時期にみごとに一致しています。このことから、農耕が始まり同時にネズミ対策も必要となったメソポタミア周辺で、ねこへの家畜化が始められ、それがキプロス島を含む周辺地域にも持ち込まれたのではないかと推察されています。

p24

ねこと人間の付き合いは古い。

「今から9000年から1万年前に、キプロス島から地中海を隔てたメソポタミア周辺」にねこたちと人間は共存生活を営むようになったと本書はいう。

犬の方がそれよりもきっと狩猟採集生活をしていたころから付き合いはあっただろうからねこよりも長いだろうけど、それでもねこも負けず劣らず人間との長い共存をしてきたのだ。

だが、ねこはいつもマイペースで飼い主のことなんか知らんぷりで生きている。

 

そこがネコの一つの魅力であるw

 

ミステリアスと崇められていたねこたち

人間の側からの一歩的な思い込みであるとはいえ、古代エジプの時代には、ねこは尊敬され、讃えられ、そして現在の私たちには信じられないほど大切にされていまいました

それはこの時代の人々がネズミを退治してくれるという、ねこの実利的な価値をはるかに超えて、ねこの持つ「美しさ」や「しなやかさ」、「多産なこと」、そしてなにより「ミステリアス」な部分が非常にポジティブに受け入れられていた結果だと思います。

p29

そんなネコも意外に古代エジプトでは崇拝され、

現在の私たちには信じられないほど大切にされていまいました」のだという。

 

ちょっと現代では想像もつかないけど、

なんでもその「ミステリアス」な部分に多くは魅せられていたのだという。 

へぇ、昔は今よりも信じられないくらい可愛がられていたのか。

古代の人にとってネコとはなくてはならない存在だったんですね(^^)。

 

ねこの視力は人間の10分の1。

視覚:人間とねこが同じものを見ていても、その目から見える景色は人間とずいぶんと違ったもののようです。

ねこの視力は、人間の10分の1程度と言われています。目から15メートルより近いものはよく見えません。一番良く見えるのが2〜6メートル離れたものとい言われています。

また、20メートルを超えると、動くものでなければあまり認識できないようです。

p109

知らなかった。ねこって案外視力が悪いんだねw(;´∀`)

わしもだいぶ悪いけど、「人間の10分の1程度で、一番良く見えるのが2〜6メートル」というのはわしも同じくらいかもしれない。

確かにねこはこのくらいの距離に近づくと途端に警戒しだすもんね。

 

それ故に交通事故にも合いやすいんだろう。

 

チョコレートがダメ

また、お菓子のチョコレートに含まれている成分も、ねこにとっては毒になります。昔から、アワビを与えるとねこの耳が落ちると言われていますが、これもあながちウソではなさそうです。アワビやサザエの特に内蔵に含まれるある成分が、日光にあたると有毒化するようです。毛が密ではなく、日光に当たりやすい耳などでは、その毒物質のために炎症が起きてしまうようです。

その他にも竹輪や蒲鉾などの練り物や、人間用の缶詰などの加工品もなるべく与えないほうがいいようです。人間が食べ物の味付けや、保存に使う塩の濃度は、ねこにとっては濃すぎるからです。

p138

チョコレートは昔飼っていたネコたちに普通に与えていたかもしれない。

アワビやサザエなんて高いものは与えたことがないけど、当時は色んな餌をネコに与えていて、ネコってなんでも食うんだなぁと関心していたっけw

でもネコは炭水化物から栄養を取ることができないので、あまりねこまんまもあげるのはよくない、とこの本には書かれている。

 

やはりネコには肉食獣らしく肉や魚などのタンパク質を与えるのがベストなんだとか。

 

という感じで、この他にも本書には身近によく存在するのに意外と知らない「ねこの秘密」が、他にも色々書かれている。

今回抜粋した部分は本の一部分だが、ネコ好きの方にはたまらない内容だろう。

 

わし自身もこの本で色んなことを学ばせてもらった。

今後もしネコを飼うことがあったら役に立ちそうだ(*´∀`*)

 

ネコ好きの方に強くおすすめする良書である。

 

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