読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

あれこれやそれこれ

雑記系ブログのさらなる高みを目指すブログ

徒然草の冒頭部分には雑記ブログの全てが詰め込まれている(気がする)

☆ブログ☆ ☆ブログ☆-ブログ雑感

気づいたら「徒然草」の心だった

仕事から帰宅、ご飯を食べてお風呂に入れば私は私の時間を過ごせる。

パソコンを立ち上げている間にコーヒーを入れる。台所から戻ってくるとコーヒーをパソコンデスクの上に置き、パスワードをゴニョゴニョと入れる。

SSDを入れてるパソコンはビックリするほど素早く立ち上がり、「今日は何を僕で打つんだい?」とスタンバっている。

そうだねえ、何を書こうかね。そういえば昨日書いた記事にコメントをつけてくれてた人がいたし、そのお返事を書いたり読んでないブログがあるよね。その辺を見ながら今日の記事のことでも考えようかな。書きたいことはいっぱいあるんだ。

そして見たいものを見終わったらブログを書く時間。

書いている間にヒートアップする心

以前ブログにも書いたことがあるんですが、心の思うまま指を動かして記事を書けるブロガーさんと、頭の中できっちり構想を練ってから書き始めるブロガーさんがいますよね。

ウチの場合は完全に前者。こうして書いていることも脳みそと指がまさに一体化して勝手に動いているような状態。脳みそが脳みそというよりも「指が脳みそ」になっているというか。

もちろん、こうなるまでにはちょっとしたトレーニングというか「慣れ」が必要で、キーボードを見ながらじゃないとタイピングできない、とかではやっぱりしんどいし、僕の場合はキーボードが無いとダメ。スマホで記事を書いたこともあるんですが、まるで別人のような浮ついた記事になるので、スマホでは記事を書かないようにしています。

そして思うがまま指を動かしているとトランス状態というか、「書いてて楽しい」という状態に登っていくわけです。

  • そうだ、アレも調べて「あの行間」に差し込みたい
  • この文章の流れは読んでみると気持ち悪いから一文を半分に切り分けよう
  • その展開になるのなら「あの過去記事」も読んでほしいなあ
  • 自分の意見だけでは説得力がないから文献になるような、参考になるようなページなどをリンクさせよう
  • クスクス、この一文はあの人が読んだら笑ってくれるかな
  • いやいや、この発想をするのはたぶん僕くらいちゃうかな

こんな事を考えながらブログを書いていくわけです。楽しいに決まってるでしょ。アレも書きたい、コレも書きたい、へんなヒートアップ。

そう、書いているうちに変な気持ち、感情になるわけです。ランナーズハイのような。そうだ、まさに「ブロガーズハイ」だ。

そんな事を言ってる人が昔いた

それに気づいたのは昨日の夜。

これは徒然草の冒頭部分。

つれづれなるままに、日暮らし、硯にむかひて、心にうつりゆくよしなしごとを、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。

習いましたね?きっと習いましたよ。古典が嫌いだ、国語が嫌いだじゃなくてちょっと文章を眺めてみるとなんか懐かしくないですか?

ちょっと簡単に口語訳。

することがなく、一日中書き物ができる硯を前にして、心に浮かんでくるあれこれやそれこれをなんとはなしに書いていると、異常なほどに変な気持ちになってくるものだ。

そう、この「あやしうこそものぐるほしけれ」こそがブロガーズハイなわけです。

もちろん、今は時代が違うので一日中硯の前に座れるわけでもないし(さぞや墨のいい匂いがするんだろうなぁ)墨で文字をヒョロヒョロと書けるわけでもないんですが。

たかがブログ、好きなこと書きゃいいんですよ

本にするわけでなく、文字数を気にしたり検索上位がどうのなどと難しい事を書いているよりも、好きなことを好きなように書いてみたほうがブログって楽しいと思うんですよ。ちょっと書き加えたり、ちょっと真面目になったり、ちょっと脱線したり。

でもそんなことの中にこそ「Googleが、検索ユーザーが」求めているものって隠れてるんじゃないかと思ったりするんです。

興味を持ったことを書く、興味を持ったことを検索する。それが検索エンジンの中で繋がる。素敵なことだと思いませんか?などということを考えつつ、気づけば今日もブログの記事が1つ出来てしまうわけです。

そう、そして私は雑記ブログのさらなる高みを目指していきます(笑)