桜庭泰彦、辻隆徳
2017年4月5日11時32分
救助訓練に向かう長野県の防災ヘリコプターが松本市の山中に墜落し、搭乗していた9人が死亡した事故から5日で1カ月を迎えた。このうち7人は山岳遭難などでの人命救助を志し、県内の各消防本部から派遣されていた消防士だった。同僚らは墜落現場や遺影に向かって祈りを捧げた。
亡くなった大工原正治さん(当時42)を派遣した佐久市の佐久広域連合消防本部では、同僚らが5日朝に遺影の前に整列して黙禱(もくとう)した。事故後、毎日、朝礼前の黙禱を続ける。
小口浩さん(当時42)を派遣した松本広域消防局の渚(なぎさ)消防署員は、事故現場に向かって黙禱した。横山正志署長(59)は「我々は災害に立ち向かわなければならないが、前を向けないときもある。泣く時は泣こうと部下に伝えたい」と仲間の死を悼んだ。(桜庭泰彦、辻隆徳)
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朝日新聞社会部