上遠野郷
2017年4月5日10時41分
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設計画の反対派リーダー、山城博治(ひろじ)被告(64)は、3月31日に那覇市内の弁護士事務所で朝日新聞の取材に応じた。主なやりとりは次の通り。
――事件について
詳しいことは公判で主張するが、機動隊が100人以上いて、座ればごぼう抜き。悲鳴が上がるし、見ておれんかった。やむを得ずブロックを積んだ。ブロックが「威力」というが、抗議する人が次々に救急搬送されるような状況を作ったのはあなた方じゃないか。権力のせいだということをしっかり主張したい。
――勾留中の5カ月間はどう過ごしたのですか
最初の容疑は、有刺鉄線を木の枝に引っかけている針金を切っただけ。そんなことで何日も拘束されるとは思えなかった。取り調べはきつかった。留置場を出るたびに手錠をされて、取調室に行くと取り調べじゃなくていきなり逮捕だということも2回繰り返されて、毎日緊張した。
――捜査当局の変化を感じましたか
私に対する弾圧は、県民に対する弾圧だ。微罪で捕まえて5カ月も勾留して、運動に対する脅しだと感じた。一方、長期勾留が続いたことで国際的な人権団体が問題視し、結果として海外にまで沖縄の問題が知られたという面もある。
――ゲート前の座り込みは4月…
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朝日新聞社会部