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校長挨拶

okada-profile校長 岡田 益男

八戸工業高等専門学校は、青森県初の工学系の国立高等教育機関として昭和38年(1963年)に八戸市に設置され、平成25年には創立50周年を迎えました。設立当初から5年一貫教育による実践的な技術者の育成を目標にして、多くの優秀な技術者・研究者を育て、卒業生は産業界、国・自治体、教育機関、更には国外でも活躍しており、地域社会から高い評価を得ております。

平成14年から専攻科が設置され、寮も完備していることもあり、比較的少ない経済的負担で学士の学位を取得することも可能です。

本校は地域の優良企業や大企業からの求人も非常に多く、卒業生は地域のみならず、首都圏、中部地域、関西地域の企業にも数多く就職し、高い就職率(ほぼ100%)を維持しております。最近では、5年卒業後に大学へ編入する学生も多く、進学率は約45%です。ほとんどが国立大学への編入学です。専攻科から著名な国立大学の大学院へ入学する学生も増加し、過去3年間は45〜50%の進学率です。

八戸高専では先端的研究や新製品開発で業績を上げている多くの先生方の指導の下で、教育はもとより、ものづくりに強い即戦力となる技術者の育成を行っており、産業界の国際競争力強化に貢献しております。研究でも学会から高い評価を受け、受賞も数多く、産学連携の共同研究も進んでいます。

平成27年度より本校では地域の産業に即した人材を育成するために学科再編し、1学科4コース制となりました。特に、この青森県の三八地域には優秀な金属系企業が多数にあることから金属系のカリキュラムや研究の充実、また地域ニーズの高い建築系のカリキュラムや研究の充実を推進します。

さらに、本校は平成27年4月から4学期制を導入しました。この4学期制導入の背景には、我が国がこれから実施する大きな教育改革があります。文科省は大学入試センター試験を平成31年に廃止し、これまで「知識」や「技能」に偏りがちだったこれまでの入試を、「主体性・多様性・協調性」や「思考力・判断力・表現力」を踏まえて総合的に判断するものに変えようとしています。本校はこのような人材育成のために、自主探究学習等のアクティブラーニングを取り入れるなど、51高専のトップをきって4学期制を導入し、自ら学ぶ教育プログラムを強化することとしました。

課外活動ではロボットコンテスト、プログラミングコンテスト、デザインコンペティション、エコマイレッジチャレンジ、英語プレゼンテーションコンテストでも高い成績を挙げています。また数多くの運動部、文化部などの活動でも素晴らしい成果を挙げています。恵まれた自然環境の下、美しい建物群の中で明るく楽しく、未来の希望に満ち満ちた学生生活を送りながら、幅広い教養と専門の基礎知識、そして技術を身に付け、技術者としての将来の夢を実現することが可能です。

グローバル時代に備え、低学年から短期留学プログラムも充実しています。三沢のエドグレン高校との交流、本科からのシンガポールなどへの短期留学、専攻科進学後のフランスへの3ヶ月の留学等々があります。本校の多くの学生が国際交流を経験し、世界でも活躍できるエンジニアとしての素養を磨いています。

国立八戸工業高等専門学校は、「誠実・進取・協調」を校訓として、社会に出て直ぐに役に立つ技術者を、本科の5年の課程で育成する教育機関です。短期大学と同じで、卒業すれば「準学士」の称号が得られます。

平成14年には専攻科が設置され、毎年約20名程度の学生が進学し、全員が「学士」の学位を得て卒業しています。専攻科修了生は、大卒資格で優良企業に就職できますし、東北大学や東工大などの大学院にも進学しています。高専は高等学校と同じと誤解されることがありますが、国立高専は短大・大学と同じ仲間の高等教育機関です。

八戸高専の教員は、高等学校や専門学校と違って、殆どの人が博士の学位を持っていますし、新聞やテレビで報道されるような素晴らしい研究を行なっています。企業との共同研究や国の研究費によって研究をしていますが、その成果は特許や製品開発という形で地元企業のお役に立っています。八戸高専は、短大・大学の仲間としての実力を十分に発揮しています。

就職と進学

高専を卒業すれば、名の通った一流企業に就職することも可能ですし、有名な国立大学や大学院に進学することも可能です。

本校の就職状況は、最近の景気の動向に多少は影響されてはいますが、ご承知の通り就職率100%の実績を誇っております。お蔭様で毎年、求人状況は約十倍という高水準にあり、コースによっては求人倍率が二桁を越えたところもあります。

また、今年度も約18名の専攻科学生が学士として卒業しましたが、優良企業へ就職したり、東北大学や東大などの有力大学にも進学しています。

理系に進みたい生徒の皆さんにとっては、幾つもの選択肢がありますので、高専に入学して勉強をしながら、自分の進路や将来についてゆっくり考えるのも一つの方法だと思います。地元に居て、比較的安い学費で大学と同じ高等教育を受けることができるという、大きな利点がありますので、挑戦してみる価値はあると思います。

高専は隠れた進学校とも言われていますので、是非、進路の一つとして考えてみてください。

4学期制

本校は平成27年4月から4学期制度を導入しました。この4学期制度導入の背景には、我が国がこれから実施する大きな教育改革があります。

文科省は大学入試センター試験を平成31年に廃止し、これまで「知識」や「技能」に偏りがちだったこれまでの入試を、「主体性・多様性・協調性」や「思考力・判断力・表現力」を踏まえて総合的に判断するものに変えようとしています。

本校はこのような人材育成のために、自主探究学習等のアクティブラーニングを取り入れるなど、51高専のトップをきって4学期制を導入し、教育プログラムを強化することとしました。

キャンパス・ライフ

本校の校舎は、他の高専に先駆けて全面的な改築・改修がなされましたので、新しい建物・明るい環境で先端的な装置を使って最新技術や製品開発の勉強ができる体制が整っています。

本校の建物群は、八戸市から栄誉ある「まちの景観賞」を頂き、文部科学省の建築デザイン部門の表彰を受けました。自然豊かな八戸の明るいキャンパスで「ものづくり」を学んで、ロボットやエコカーの製作、プログラミングなどを勉強してソフト開発にチャレンジすることもできます。

グローバル時代に備え、三沢のエドグレン高校との交流、本科からのシンガポールなどへの短期留学、専攻科進学後のフランスへの3ヶ月の留学等々、国際交流も盛んです。

また課外活動やクラブ活動についても、ロボットコンテスト、プログラミングコンテスト、デザインコンペテイション、英語プレゼンテーションコンテスト、運動部、文化部等の課外活動も盛んですので、楽しい学生生活が送れます。

理数系に強い人、「ものづくり」が大好きな人、様々な分野に挑戦したい人は、是非、八戸工業高等専門学校に挑んでみてください。八戸高専は、21世紀を担う諸君のための学校です。

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岡田 益男(おかだ ますお)
OKADA MASUO
昭和23年7月5日

(学歴)

昭和46年3月 東北大学 工学部 金属材料工学科 卒業
昭和49年9月 カリフォルニア大学バークレー校大学院 材料工学科 修士課程 修了
昭和50年9月 東北大学大学院 工学研究科 金属材料工学専攻 博士課程 前期2年課程 修了
昭和53年6月 カリフォルニア大学バークレー校 材料科学専攻 博士課程 修了

(職歴)

昭和54年4月 東北大学 工学部 助手
昭和56年11月 東北大学 工学部 助教授
平成5年5月 東北大学大学院 工学研究科 教授
平成16年4月 国立大学法人 東北大学大学院 工学研究科 教授
平成18年4月 国立大学法人 東北大学大学院 工学研究科 副研究科長
平成20年4月 国立大学法人 東北大学 副学長・大学院 工学研究科 教授
平成22年7月 国立大学法人 東北大学 総長補佐・大学院 工学研究科 教授
平成23年4月 現職

(専門分野)

構造・機能材料、電子セラミックス、磁性材料、水素貯蔵材料など水素有効機能科学

(所属学会)

日本金属学会、日本セラミックス協会、日本応用磁気学会、米国セラミックス協会

(主な公職・民間団体歴)

  • 大学評価・学位授与機構 運営委員会 委員(平成12年5月~平成19年3月)
  • 国立大学協会 大学評価委員会 委員(平成16年4月~平成18年3月、平成20年4月~23年3月)
  • 総合科学技術会議  材料検討委員会 主査(平成17年1月~3月)
  • 総合科学技術会議 基本政策推進専門調査会 ナノテクノロジー・材料分野推進戦略プロジェクトチーム 委員(平成17年9月~平成22年3月)
  • 日本学術会議 材料工学 連携会員(平成18年4月~現在)
  • 総合科学技術会議ナノテクノロジー・材料分野SABC評価における外部専門委員(平成17、18年、20年、21年9月)
  • 文部科学省 グローバルCOE「材料化学」分野 審査委員(平成19年3月~6月)
  • 日本学術振興会(国) 科学研究費委員会 専門委員 審査・評価部会工学Ⅱ小委員会 委員(基盤S・若手S)(平成20年1月~平成21年12月)
  • 文部科学省 科学技術・学術審議会 専門委員(研究環境基盤部会、共同利用・共同研究拠点に関する作業部会 委員)(平成21年4月~平成22年3月)
  • 新エネルギー産業技術総合開発機構(NEDO)技術委員(平成21年5月~平成23年3月)
  • 大学基準協会 大学評価委員会 分科会 委員(2009年4月〜2011年3月)
  • (社)日本金属学会 理事(平成9・10年度、平成13・14年度、平成21・22年度)
  • (社)日本金属学会 副会長(平成14年度、平成18年度)
  • (財)池谷科学技術振興財団 選考委員(平成15年度~現在)
  • (財)大学基準協会 大学評価委員会 分科会 委員(平成21年4月~平成23年3月)
  • 日本学術会議 会員(第3部)(平成23年10月〜平成26年9月)
  • 日本学術会議 連携会員(第3部)(平成26年10月〜現在)

連絡先

電話 0178-27-7220
FAX 0178-27-9379
E-mail okada-o@hachinohe-ct.ac.jp

研究業績

(主な研究業績)

(主な論文)

  1. 永久磁石材料の組織制御による高機能化と新化合物の発見
    1. Microstructure and Magnetic Properties of Fe-Cr-Co Alloys,IEEE TRANSACTION ON MAGNETICS, MAG-14, (1978), 245-252.,MASUO OKADA, GARETH THOMAS, MOTOFUMI HOMMA, AND HIDEO KANEKO.
    2. Fe-Cr-Co Permanent Magnet Alloys Heat-Treated in The Ridge Region of the Miscibility Gap, IEEE TRANSACTIONS ON MAGNETICS, MAG-17,(1981), 3473-3478., MOTOFUMI HOMMA, MASUO OKADA, TAKEHISA MINOWA, AND EIJI HORIUCHI
    3. Didymium-Fe-B sintered permanent magnets, Journal of Applied Physics, 57, (1985), 4146-4148., M. Okada, S. Sugimoto, C.Ishizaka, T.Tanaka, and M. Homma.
  2. 新規なPTCR材料の開発
    1. NEW COMPOSITE PTC MATERIALS BASED ON PbTiO3-TiO2, CERAMIC MICROSTRUCTURES'86, Role of Interfaces, Materials Science Research, 21,Edited by Joseph A. Pask and Anthony G.Evans, Plenum Presss, 21, (1987), 697-706. Masuo Okada, Takashi Iijima, and Motofumi Homma.
    2. Origin of Appearance of PTCR Properties in Bi-Sr-Ti-O System, Mater. Trans. JIM, 37 (1996), 426 - 429., T. Sawaguchi, H. Takamura, T. Tanaka, M. Homma and M. Okada.
    3. New PTC Materials Based on Bi Metal/Ceramics Composites, Mater. Trans., JIM, 38 (1997), 353 - 358., T. Sawaguchi, T. Kanou, K. Zou, H. Takamura and M. Okada.
  3. BCC構造を有する高容量V系、Ti系水素吸蔵合金の開発
    1. New V-based Alloys with High Protium Absorption and Desorption Capacity, J. Alloys and Compounds, 293-295(1999)433-436, T. Kuriiwa, T. Tamura, T. Amemiya, T. Fuda, A. Kamegwa, H. Takamura and M. Okada.
    2. Protium Absorption-Desorption Properties of Ti-V-Cr Alloys with BCC Structure, Mater. Trans., JIM, Vol. 40, No. 9(1999),871-874., Yukio Tominaga, Sinya Nishimura, Toshikazu Amemiya, Takeshi Fuda, Takuya Tamura, Takahiro Kuriiwa, Atsunori Kamegwa and Masuo Okada.
    3. Isotope effects on protium and deuterium absorption properties in Ti-56 at %Cr-20 at%V alloy, Materials Transactions, 45 (4), (2004), 1355-1359., T. Tamura, Y. Katano, A. Kamegawa, H. Takamura, M. Okada.
  4. 超高圧によるMg—X系、Li-X系の高容量新規水素化物、新規化合物の合成
    1. Thermal Stability of Hydrides of Magnesium-Transition Metal System Prepared under a High Pressure, Mater. Sci. Forum, 350-351 (2000) 329-332., H. Kakuta, A. Kamegawa, H. Takamura, M. Okada.
    2. Novel hydrides in Mg-TM systems synthesized by high pressure(TM=Zr,Nb,Hf and Ta), Journal of Alloys and Compounds,446-447,(2007),6-10., Masuo Okada,Yasuyuki Goto,Riki Kataoka,Uhichi Yambe,Atsunori Kamegawa and Hitoshi Takamura.
    3. Novel Hydrides in Li-TM Systems Synthesized by High Pressure Method (TM = Ti, Zr, Hf) , Mater. Trans., 52(1), (2011) 49-53. Riki, Kataoka, Toyoto Sato, Takahiro Kuriiwa, Atsunori Kamegawa, Masuo Okada
  5. 水素熱処理によるAl系、Cu系合金の結晶粒微細化と特性向上
    1. Grain size refinements of Mg alloys (AZ61, AZ91, ZK60) by HDDR treatment, Materials Transactions, 45 (2), (2004), 384-387., T. Miyazawa, Y. Kobayashi, A. Kamegawa, H. Takamura, M. Okada.
    2. Grain Refinements of Al-Mg Alloy by Hydrogen Heat-Treatments, Mater. Trans, 46, (2005) 2449–2453, A.Kamegawa, T. Funayama, J. Takahashi, H. Takamura and M. Okada.
    3. New function of hydrogen in materials”, Materials Science and Engineering: B, 173 (2010) 253-259., Masuo Okada, Atsunori Kamegawa, Jun Nakahigashi, Akira Yamaguchi, Asaya Fujita, Miho Yamauchi

(主な著書)

  1. 金属便覧改訂6版(執筆担当部分) 9.電子材料、9・4・4 永久磁石材料 655-657頁[丸善,(2000)5月]分担執筆
  2. 電子とイオンの機能化学シリーズ:いま注目されているニッケル-水素二次電池のすべて(執筆担当部分)BCC型水素吸蔵合金[(2001)6月]分担執筆
  3. 新エネルギー材料の開発と材料(執筆担当部分)第5編、第2章、8.(水素貯蔵材料の開発動向)283〜292頁[シーエムシー,(2001)7月]分担執筆
  4. 21世紀を拓く水素の世界-新しい材料とクリーンエネルギー-(執筆担当部分)8頁〜18頁[クバプロ,(2003)11月]分担執筆
  5. 採択される科研費申請ノウハウ アグネ技術センター(2014年)