「4スタンス理論」を実践することで、効果が実感でき、
自分らしい動きを、安定して出力できるようになりました。
効果や結果についても、過去に記事を書いています。
今回は、
あまり需要がなさそうでしたので、
ほとんどと言っていいほど、触れてこなかった
「ボウリング」についての「タイプ別 4スタンス理論」です。
4スタンス理論のタイプによって違う、
『ボウリングのアドレス時の構え方』をご紹介します。
アドレス時の構えは重要!
ボウリングを、少し本格的に取り組んだ経験者なら、
「アドレスの大切さ」は、ご承知のことと思います。
特に、「アドレスでの構え」から、
1歩目、または 2歩目の「プッシュアウェイ」で、
「その投球の、かなりの割合が決定する!」
と言っても、過言ではありませんね♪
しかし、どうしても、
リリースや、フィンガーアクションに気がいって、
そちらを重点的に、意識してしまうのが、
現実ではないでしょうか!?
スポーツトレーナーの、廣戸聡一さんが提唱している
「4スタンス理論」を参考に、
「4スタンスのタイプ別での構え方」を、意識してみましょう!
アドレス時に、リラックスして構えられる事だけでなく、
体幹が安定していますので、
末端のボールを支配するのが、とても容易になります。
リリース時も、意識したり、力を入れたりせずに、
リラックスしてできているスイングを、そのまま振り切るだけで、
自分が本来秘めているパワーを、楽に出力することが可能になります。
アドレスでの構え方が、毎回決まるようになれば、
自然と、自分らしい動きが出るようになります!
レッシュ5ポイント理論
4スタンス理論に、
「レッシュ5ポイント理論」というのがあります。
これは、身体を安定させるために
必要不可欠な「5つのメインポイント」
(①首の付け根 ②みぞおち ③股関節 ④膝 ⑤足首)と、
「3つのサブポイント」(①肩 ②肘 ③手首)の存在です。
<img src=”http://msm-c.net/img/4stance_bowling-5point_s.jpg” width=”225″ height=”300″ alt=”4スタンス「レッシュ5ポイント理論」をボウリングに応用” style=”border: double;” />
この「5つのメインポイント」のうち、
3つ以上を、地面に対して 一直線に揃えて立つことで、
体軸が安定します。
当然、安定した分だけ リラックスもできます。
Aタイプ
「Aタイプ」は、
②みぞおち-④膝-⑤足首を、
一直線に揃え、地面を垂直に捉えて構えます。
<img src=”http://msm-c.net/img/4stance_bowling_a.gif” width=”200″ height=”200″ alt=”ボウリング!4スタンス理論 Aタイプのアドレスの構え方” style=”border: none;” />
Aタイプは、身体の前側に軸を作るので、
②-④-⑤を、前足(左足)側で構えます。
そうする事で、しっかりと強い安定感が得られ、
末端部分(手足)は、リラックスした状態になります。
Aタイプは、
みぞおちを狙いたい目標に、しっかりと意識して向けましょう!
みぞおちで目標を捉える事で、狙った場所へ高精度で投球できます!
Bタイプ
「Bタイプ」は、
①首の付け根-③股関節-⑤足首を、
一直線に揃え、地面を垂直に捉えて構えます。
<img src=”http://msm-c.net/img/4stance_bowling_b.gif” width=”200″ height=”200″ alt=”ボウリング!4スタンス理論 Bタイプのアドレスの構え方” style=”border: none;” />
Bタイプは、身体の後ろ側に軸を作るので、
①-③-⑤を、後ろ足(右足)側で構えます。
そうする事で、しっかりと強い安定感が得られ、
末端部分(手足)は、リラックスした状態になります。
Bタイプは、首の付け根を狙いたい目標に、
しっかりと意識して向けましょう!
首の付け根で目標を捉える事で、狙った場所へ高精度で投球できます!
4スタンス理論のタイプ別 アドレス時の構え方
「レッシュ5ポイント理論」による、
AタイプとBタイプの大きな違いは、わかりましたね♪
では、
「4スタンス理論」による4つのタイプ、
「A1」「A2」「B1」「B2」のタイプ別に、
もう少し、詳しく見ていきましょう。
A1タイプ
「A1タイプ」は、
前後に足をずらし、前にある膝の直線上に、
みぞおちを乗せるように、膝を曲げてアプローチに立ちます。
<img src=”http://msm-c.net/img/4stance_bowling_a1.gif” width=”200″ height=”200″ alt=”4スタンスのA1タイプ ボウリングのアドレスの構え方” style=”border: 1none;” />
前にある膝とみぞおちを、最大限に意識して、
アプローチに、圧力をかけるイメージです。
「ここで獲得した圧力」を抜かないように始動します。
A2タイプ
「A2タイプ」は、
両足を揃えて、膝裏の直線上に、
みぞおちの裏側を乗せるように、膝を曲げてアプローチに立ちます。
<img src=”http://msm-c.net/img/4stance_bowling_a2.gif” width=”200″ height=”200″ alt=”4スタンスのA2タイプ ボウリングのアドレスの構え方” style=”border: none;” />
膝裏とみぞおち裏の背骨を、最大限に意識して、
アプローチに、圧力をかけるイメージです。
「ここで獲得した圧力」を抜かないように始動します。
B1タイプ
「B1タイプ」は、
両足を揃えて、股関節の裏側(おしり)を
アキレス腱に近づけるように、腰を落としてアプローチに立ちます。
<img src=”http://msm-c.net/img/4stance_bowling_b1.gif” width=”200″ height=”200″ alt=”4スタンスのB1タイプ ボウリングのアドレスの構え方” style=”border: none;” />
首の後ろとおしりを、最大限に意識して、
アプローチに、圧力をかけるイメージです。
「ここで獲得した圧力」を抜かないように始動します。
B2タイプ
「B2タイプ」は、
前後に足をずらし、後ろにある股関節の直線上に、
のど元を乗せるように、腰を落としてアプローチに立ちます。
<img src=”http://msm-c.net/img/4stance_bowling_b2.gif” width=”200″ height=”200″ alt=”4スタンスのB2タイプ ボウリングのアドレスの構え方” style=”border: none;” />
後ろにある股関節とのど元を、最大限に意識して、
アプローチに、圧力をかけるイメージです。
「ここで獲得した圧力」を抜かないように始動します。
各タイプとも、
獲得した圧力が、スイングに入るまで抜けないように、
強く意識しましょう!
慣れるまでは、油断すると、
すぐに圧力が抜けてしまうので、注意が必要ですね♪