【フロリダ州オーランド2日(日本時間3日)発】世界最大のプロレスの祭典、WWE「レッスルマニア33」が当地のキャンピング・ワールド・スタジアム(シトラス・ボウル)で開催され、7万5245人の大観衆を熱狂の渦に巻き込んだ。メーンではエースのローマン・レインズ(31)が“怪人”ジ・アンダーテイカーを撃破。敗れたテイカーは引退を表明した。WWEユニバーサル王座戦は、ブロック・レスナー(39)がゴールドバーグ(50)にリベンジを果たして新王者となった。
祭典のメーンで、ついにこの時が訪れてしまった。戦前からレインズは「負ければ引退しろ」と厳しい要求を突きつけていた。しかし一時代を築き上げた怪人は、衰えを感じさせない動きを見せる。スーパーマンパンチを食らっても3カウントは許さない。逆にイス上へのチョークスラム、墓石落としで反撃した。
15分過ぎからはレインズが猛攻。テイカーは何度も何度も倒されながらムクリと起き上がってくる。どうすれば勝てるのか――レインズの表情に焦りの色が浮かぶ。しかし渾身のスーパーマンパンチで怪人をよろめかせると、ロープの反動を大きく使った完璧なスピアーを決める。まさに魂の一撃だ。テイカーはなんとか上半身を起こしたものの、力尽きてダウン。レインズが歴史的な3カウントを奪った。
勝者が去ると会場には巨大な花火が打ち上がる。リング上には大の字のテイカーのみ。ゆっくりと立ち上がった怪人はグローブとジャケットをリング中央に置き、トレードマークの黒い帽子もその上にかぶせる。そして別れを告げるようにゆっくりと会場四方を見回した。明らかな“引退表明”だ。
大観衆は意思を悟ったように「サンキュー・テイカー!」の大コールを送る。花道を去るテイカーが右腕を上げると、上空には稲妻が走っ
た。怪人はそのまま鐘の音とともに煙の中に消えた。キャリア33年、祭典連勝記録「21」の大記録を誇り、WWEの主役であり続けたテイカーだが、これで引退は決定的。怪人は伝説となり、安らかな眠りに入ることになりそうだ。
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