和歌の起源とは神話の世界まで辿る。素盞嗚尊(すさのお)が愛する妻のために読んだ和歌が日本最古のものだと言われている。

  八雲立つ 出雲八重垣妻籠に 八重垣 作る その八重垣を

  和歌とは神にうったえる歌であり自分の心を神にさらけ出す言葉でもある。言葉には言の葉信仰があり、日本語には魂が宿っているとされている。優しい言葉を出せば言葉を発した者も優しい心になれる。険しい言葉を発すればその者も険しい心になるのである。

 その魂の宿る言葉を用いて神にうったえるのが和歌なのである。


 古今、恋の和歌もあれば 悲歌慷慨の和歌もある。抒情や風月の和歌もある。そして我々活動家にとっても先達の血沸き肉踊る覚悟の和歌や悲涙の辞世の歌は胸熱くなるものがある。


 本日、橋本佐内先生、吉田松陰先生、山口二矢烈士をはじめとする墓前に祈願成就の御祈りに行ってきた。

橋本佐内先生の墓前
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 橋本佐内先生の辞世は和歌ではなく漢詩である。

二十六年如夢過 
顧思平昔感滋多 
天祥大節嘗心折 
土室猶吟正気歌

二十六年、夢の如く過ぐ。 
平昔へいせきを顧思こしすれば感滋ますます多し。 
天祥てんしょうの大節、嘗て心折しんせつす。 
土室どしつ猶ほ吟ず、正気せいきの歌。

 思えば二十六年、夢の如くに過ぎた。 
昔のことを思い返せば、感慨深いものである。 
かつて文天祥の大節に敬服したが、私もまた同じく土牢にあって、正気の歌を詠うのだ。

 橋本佐内先生は安政の大獄で将軍継嗣問題に介入したことを問われて頼三樹三郎と共に伝馬町牢屋敷で斬首となった。享年26歳

 吉田松陰先生の墓前
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 吉田松陰先生の辞世
 身はたとひ武蔵の野辺に朽ちぬとも留め置かまし大和魂
 
親思ふ心にまさる親心けふのおとずれ何ときくらん

 吉田松陰先生は松下村塾で多くの門弟を育てた教育者でもあったが、老中暗殺計画を自供し伝馬町牢屋敷で斬首の刑に処された。 享年30歳

山口二矢烈士の墓前 
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山口二矢烈士の辞世
国のため神州男児晴れやかにほほえみ行かん死出の旅路に
大君に仕えまつれる若人は今も昔も心かわらじ

 山口二矢烈士は昭和35年10月12日、当時17歳の烈士は日比谷公会堂で演説中の浅沼稲次郎を刺殺した。烈士は若年ながら検事の調べに対し凄然と受け答えをして11月2日、烈士は「後悔はしてないが償いはする」と口にして裁判を待たず、東京少年鑑別所にて練り歯磨きで『七生報國 天皇陛下万才』の文字を残し自決なされた。享年17歳


 渡邊臥龍という名はいわゆるハンドルネームでは無い。実は愚生も俳句や和歌のたしなみもあり、句集「鼓動」発行 株式会社現代書館や「長城―甲申合同歌集」発行 展転社などの書籍の雅号である。


  長城―甲申合同歌集の渡邊臥龍の項に、平成16年11月1日 大成建設武装襲撃事件。大行○社員(事件当時)K・S君に送る十首(○イニシャル等はブログでは略)と題し詠んだ一首を紹介しよう。

 銃声が時の流れに牙となり君は維新の志士と成り行け 

 有田芳生よ。貴殿は世の中を舐め腐って有頂天になってはいまいか?
 
 かつて野村秋介先生を国会で揶揄した際に某右翼の大先輩から質問状を送られ木村三浩さんに泣きついて詫びを入れた話しを愚生が知らないとでも思っているのか?


 貴殿も右翼関係者に知り合いも多いそうだが愚生はどういう人間だか尋ねてみたらどうか?


  またかつて貴殿は警察当局の捜査が入った後の弱体化したオウム真理教をワイドショーなどのテレビ番組の安全なところで罵倒して一世を風靡していたよな。

 事件直前のオウム真理教の幹部連中が二十歳そこらの愚生にてんてこ舞にされた事件がある。君と仲良しになった上佑にも聞いてみろよ。

 貴殿は弱い立場を恫喝する卑怯な人間だ。国会答弁で役人が政治家に反論出来ないのを知っていながら攻め立てる卑怯者だ。貴殿が在日や人権を話すことなどに値もしない人間である。

 貴殿は最も敵にしてはならない渡邊臥龍を敵にしたのは事実である。

 国会での誤った発言を撤回し詫びを入れないのなら議員辞職を進言する。


國賊 有田芳生に天誅を加えむ 和歌五首
 
下獄など誉と思へ国賊をくだす天誅狙い定めん

義挙に征く先達の背を幾度見ゆ市民と侮る隙を屠らん

口舌の徒にはなるまじ夜明け前桜蕾の膨らむままに

国賊の名に相応しき芳生なり破邪の剣を今にと抜かん

国賊の有田芳生に天誅をくだす言葉は問答無用


15号 表






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