国際陸連 サイバー攻撃受け選手の情報流出か
国際陸上競技連盟は、ロシアのサイバー犯罪グループに不正なアクセスを受け、選手の情報が流出した可能性があると発表しました。
国際陸連の3日の発表によりますと、ことし2月、国際陸連のシステムがロシアのサイバー犯罪グループに不正にアクセスされ、選手がけがや病気の治療で禁止薬物の使用を事前申請する特別措置の情報が流出した可能性があるということです。
これについて、国際陸連のセバスチャン・コー会長は「選手には謝罪したい。ほかの国際機関と協力しつつ、できるかぎり状況の改善と安全な環境を作っていく」とコメントしています。
このサイバー犯罪グループは、去年、WADA=世界アンチドーピング機構のシステムに不正にアクセスして得た特別措置の情報をインターネット上に公開し、この中には柔道の松本薫選手や卓球の福原愛選手などの情報も含まれていました。
これについて、国際陸連のセバスチャン・コー会長は「選手には謝罪したい。ほかの国際機関と協力しつつ、できるかぎり状況の改善と安全な環境を作っていく」とコメントしています。
このサイバー犯罪グループは、去年、WADA=世界アンチドーピング機構のシステムに不正にアクセスして得た特別措置の情報をインターネット上に公開し、この中には柔道の松本薫選手や卓球の福原愛選手などの情報も含まれていました。