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白装束僧侶21人が7年ぶり荒行

峰入り行の初日、雨の中で採灯護摩を行う六郷満山の僧侶たち=大分県宇佐市で2017年4月2日午前11時51分、上入来尚撮影

 天台宗の僧侶が大分県の国東半島の険しい山や谷を巡り修行する「六郷満山(ろくごうまんざん)峰入り行」が2日、同県宇佐市の宇佐神宮でスタートした。雨の中、白装束の21人の僧侶が7年ぶりの荒行に挑んでいる。

     六郷満山は国東半島にある天台宗寺院の総称。従来の峰入り行は10年間隔だが、来年の開山1300年を記念し、今回実施した。

     宇佐神宮では、国宝・富貴(ふき)寺(同県豊後高田市)の河野英信住職が、護摩壇への火入れを行い、荒行をする僧侶たちの安全祈願をした。

     荒行は30日まであり、この間、僧侶たちは「般若心経」などを唱えて山を歩き続ける。荒行に挑む報恩寺(同)の応利豪晋(おうりごうしん)副住職は「住民の無病息災を祈り、成就したい」と語った。【大漉実知朗】

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