365 daysセキュリティの未来をつくる
U-25ハッカソンイベント
SecHack365 は高度な技術力を持つセキュリティ研究者や開発者を育成することで、我が国のセキュリティ技術力、産業競争力を高めることを目的としています。
世界のサイバーセキュリティ市場における我が国のセキュリティ・ベンダーの存在感は、決して大きいものではなく、ブラックボックス化した海外製品を利用することが多いのが現状です。多様化・悪質化するサイバー攻撃に対抗し、私たちが自らの手で自らの社会の安全を守っていくため、単に既製品を「運用」するだけでなく、自ら新たな製品等を「開発」していくことができる人材を育成していく必要があります。
情報通信研究機構(NICT)ナショナルサイバートレーニングセンターは、未来のサイバーセキュリティ研究者・起業家の創出に向けて、若手のICT人材を対象にセキュリティの技術開発を本格的に指導する新規プログラム「SecHack365」を平成29年度から開講します。
主 催:国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)
実施期間:2017年5月~ 2018年3月 計7回のイベント(説明会含む)および通年の遠隔開発実習
場 所:情報通信研究機構(東京都小金井市)含む日本全国各地
SecHack365 では高等専門学校、大学等と連携しつつ、25歳以下の学生や若手社会人から公募を通じて40名程度を選抜し、1年をかけてセキュリティ技術の研究開発を指導することで、ハイレベルな人材を養成します。
年間プログラムの中では、ハッカソン、遠隔開発実習、コンテスト演習、座学講座、全国の一流研究者・技術者等との交流、先端企業の見学等のイベントを通じて、各参加者の志望に沿った能力開発を行います。
ハッカソン等の計 7 回の集合イベントと通年で実施される遠隔開発実習を中核とする年間プログラムでは、参加者は集合イベント以外の日も遠隔開発実習により自分のライフスタイルに合わせてスキルを伸ばすことができます。
参加者は、NICTが有する最先端の研究開発ノウハウや、大規模なサイバー攻撃観測網により収集した現実の攻撃データ等を活用して、社会的に未解決の課題にチャレンジする研究開発に取り組みます。
・ハッカソン/アイディアソン(イベント)
2か月に 1 回の頻度で計 5 回 (1 回あたり 1泊 2 日または 2 泊 3 日) で実施するイベントでは ICT 技術、セキュリティ分野で活躍する実施協議会委員のサポートのもと、仲間と一緒に最先端のセキュリティ関連技術の研究開発を体験します。
・遠隔開発実習
ハッカソン/アイディアソンのイベント以外の日は、遠隔開発実習に取り組んでいただきます。この実習では参加者は NICT が用意したセキュリティ向けクラウド型開発環境“NONSTOP”に自宅等から VPN 経由で環境に接続し、参加者同士でコミュニケーションをしながらハッカソン開発を継続することができます。
・コンテスト演習
2 月のイベントでは、それまでのハッカソンで得られた成果物と知見をフルに活用して互いのセキュリティ技術力を競い合うコンテスト演習を実施します。特定の技術領域に偏らず、参加者それぞれの能力を活かすことのできるコンテストを企画予定です。
・最先端の研究データの活用
ハッカソンや遠隔開発実習で用いる開発環境“NONSTOP”では、NICTの長年にわたるサイバーセキュリティ研究によって得られた膨大なセキュリティ関連データを活用することができます。”NONSTOP“内に整備された様々な開発・解析用ツール類と、他では触れることのできない貴重なデータを用いて研究開発に取り組むことができます。
・全国の一流の研究者・技術者等との交流
国内各地で開催するイベントでは、さまざまな業界で活躍するプロフェッショナルの方々をスペシャルゲストとしてお招きし、ハッカソンへの参加や講演をしていただきます。専門家ならではの貴重な知見や技術からユニークな発想力を得て、優れた技術の開発に取り組んでいただきます。
・先端企業の見学等の社会体験
国内各地で開催するイベントでは、その地域において先端的な取り組みを行っている企業の見学を予定しています。その地域ならではの体験を通じて発想力と感性を磨き、ハッカソンに活かします。
・修了時に修了証書の授与
NICTが発行する修了証書を授与します。
40名程度
約50万円(学生は無料)
・旅費、宿泊費等の実費相当分を含みます。旅費は東京在住の方を想定して算出した概算金額です。お住まいの地域によって異なります。
・学生(注1)に対してはNICTがこれらの経費を補助し、無料で参加できます。
注1:学生とは学校教育法に規定される学校に通学する者が対象となります。
なお、社会人学生(給料,賃金,報酬,その他の経常的な収入を目的とする仕事に就いている者、もしくは経験のある者。家業従事者も含む)は、学生の対象外です。
以下のWebから必要事項を記入の上ご応募ください。後日送付する課題ファイルに回答してただきます。
SecHack365 申し込みフォーム
・課題ファイル申込期限: 4月25日(火) 17時必着(日本標準時)
・課題ファイル提出期限: 4月28日(金) 17時必着(日本標準時)
・NICTおよびSecHack365実施協議会による厳正な審査の上、2017年5月12日(金)までにメールまたはお電話で連絡します。(@ml.nict.go.jpもしくは@sechack365.jpからのメールを受信できるように設定してください。)
・参加が決定された方には、参加申込書、誓約書(実施規約を厳守する旨)、本人確認のための証明書(学生証など)のコピー、未成年の方は保護者の同意書等の必要書類を提出していただきます。
・日本国内に居住する25歳以下の方 (2018年3月31日時点の年齢)
・SecHack365の趣旨や目的、求める人材像を理解していること。
・原則としてプログラムの全イベントに参加できること。
・自身で自宅と会場間の往復移動ができること。
・本プログラムへの参加が、応募者と第三者との雇用関係等の契約に違反するものでないこと。
・法令、社会ルールを守り、他の参加者と協調して参加できること。
・未成年者が応募する場合は、参加時に保護者の同意書があること。
・以下のスペックを満たすPC等の用意を推奨します。PC等の貸出しはありません。
一年を通して、参加者のアイディアの創出や開発のサポートをするメンバーです。
このほかにも各地域でのイベントでもゲストメンバーを招へいする予定です。
(国立研究開発法人 情報通信研究機構)
(国立研究開発法人 情報通信研究機構)
(国立研究開発法人 情報通信研究機構)
(国立研究開発法人 情報通信研究機構)
(PwCサイバーサービス合同会社)
(富士通株式会社)
(株式会社イッツ)
(富士通株式会社)
(株式会社WHERE)
(国立研究開発法人 情報通信研究機構)
(国立研究開発法人 情報通信研究機構)
(神戸情報大学院大学)
参加が決定された方には、実施規定を厳守する旨の誓約書を提出していただきます。
本プログラムにおいて、参加者が作成した一切の成果物に関する所有権及び知的財産権は、作成した参加者に帰属します。ただし、参加者からの申出がなされないかぎり、他の参加者を含めた第三者が成果物を無償で自由に利用することができます。
プログラム期間中および終了後に、マスコミ各社による取材活動が行われることがあります。参加者の皆様の氏名・学校・顔写真等の情報や、イベント参加時の様子が各メディアにて放送・掲載されることがあります。
主催者は、本プログラムの運営上やむを得ない場合には、参加者に事前の通知なく、本プログラムの運営を中止、中断または内容を変更できるものとします。 この場合、参加者の本プログラムのための準備費用等その他一切の費用等について、主催者は責任を負いません。
主催者は、参加者の決定後であっても、主催者の判断により、本プログラムへの参加をお断りできるものとします。
国立研究開発法人 情報通信研究機構(NICT)およびSecHack365実施協議会では、個人情報の取扱いに関する法令、国が定める指針及びその他の規範を遵守し、本プログラムの運営に利用する個人情報を適切に管理し機密性・正確性を確保することが、重要な責務であると考えております。NICTの個人情報管理規程はこちら。
・登録いただいた個人情報はSecHack365運営事務局からの連絡のみに使用します。
・メールアドレス以外の情報は統計処理を行った上で、協賛企業・後援団体に提供することがあります。
SecHack365事務局
Tel:03-6431-7807 E-mail:sechack365@ml.nict.go.jp