軽自動車業界ではお馴染み、人気車種ワゴンR。
私も気になってはいましたが、なかなか購入する機会に恵まれませんでした。
現在乗っている車は特にないのですが、金銭的な面で購入できずにいたのです。
それが、ベースグレードがギリギリ購入できるかなというくらいの金額まで、やっと、お金が貯まってきました!
購入するかどうかはまだわかりませんが、実際に実物を見て見積書を貰ってから購入するか決めたいなあと思い、せっかくだから値引きしてもらおうと、初めての車購入でワゴンR本体価格の値引き交渉をしてきました。
ディーラーという名の戦地に行きました
ディーラーというのはどのような場所なのか、事前にネットで調べました。
特定のメーカーの車をダイレクトに販売およびメンテナンスをするのがディーラー。私はスズキのディーラーに行かなければならないわけです。近くにあるスズキのディーラーを調べ、下見を行い、入念に準備をして出かけます。
当日はとても緊張していたので、緊張を解すためにコンビニで元気の出るドリンクを買って飲みました。うまく値引きが出来たら新作ゲームを買うぞと、あまりお金に余裕が無いのに自分への褒美を設定。やる気十分、戦地に赴きます。
ものすごく身構えていたのですが、中は案外静かで落ち着いた雰囲気でした。もっと殺伐としていて、値段交渉の声が店内に響き渡っているとばかり思っていたので、少し拍子抜けです。
始まる商談、値引きのテクニックとは
事前に念入りにディーラーでの交渉のコツなどを調べていましたから、若いセールスマンに自分から声をかけます。
あまりオドオドしていると、ベテランセールスマンが声をかけてきそうだったので、人見知りする自分の性格を奥へと隠し、営業スマイルで話しかけました。
若手セールスマンはまだ値引き交渉の対処などに慣れていないでしょうし、自分の顧客がまだ少ないでしょうから、値引き交渉がしやすいのだそうです。
これがベテランだった場合には、自分の顧客が十分いますし、自分の紹介で売れているために値引き交渉に応じてくれにくいのでしょうね。
お互いに営業スマイルをしているという、笑顔にあふれた商談が始まりました。
現車の確認! エクステリアとインテリアの雰囲気は?
セールスマンの案内で表に出て、ワゴンRと対面。正面から見てみると、ワゴンRは笑っているように見えました。
ヘッドライトは大きく丸い目に見えますし、グリルの下のパーツは大口を開けているように見えます。とてもシンプルなデザインですが、可愛らしいです。男女共に受けが良いというのも納得できます。
ガラスは全面UVカット機能がついているとのことで、肌に優しいです。フロントグリルはメッキ加工が施されていてカッコいいデザインになっていますね。
ライトは全グレードにマルチリフレクターハロゲンヘッドランプがついているようですが、FZグレードはオプションでディスチャージヘッドランプにできるとのことです。
リヤのデザインはフロントよりもシンプルだと感じます。スズキのマークが扉の真ん中にあって、コンビネーションランプは赤と白のよく見るデザイン。
特別長い・大きいこともなく、小さいこともなくといったところでしょうか。フロントデザイン同様に、誰でも受け入れられるデザインだと感じました。
斜め後ろから見てみると、車体が少し長く見えます。
斜め前から見たら、少しずんぐりむっくりしている感じがしたのですが、後ろだと印象が変わりますね。寸胴スタイルというわけでは、決してないようですね。扉は大きく開口が広いです。
運転席の扉を開けると、床のシートが「Welcome」と出迎えてくれました。車のシートにビニールが被せられている様子を見ると、テンションが上がりますね。
ステアリングホイールの材質はウレタンで、特に高級感はありませんが、インテリア全体的にチープだとは感じませんでした。これは私がほかの車を知らないからかもしれませんが、十分上質に見えます。
メーターは常時照明式の自発光メーターらしく、見やすそうですね。4WD車だと、ベースグレードでも運転席シートヒーターが付いてくるようです。これから寒くなりますから、こういうのがあるとありがたいのかもしれませんが、生憎私はお金に余裕が無いので付けません。
運転席と助手席にはドリンクホルダーが付いていました。
助手席のシートの下にはアンダーボックスという収納があり、靴くらいは入りそうな余裕があります。ショッピングフックもありますし、助手席のシートの後ろにはポケットがありました。収納もバッチリですね。
全グレード共通でCDプレイヤーがオプションとして付けられるようです。こうやって店頭に並んでいる車を見ていると、そこにある装備すべて標準装備だと勘違いしてしまいそうになりますね。
シートヒーターのために4WDを購入するのはなあと思っていましたが、プレイヤーをオプションで付けるくらいは良いかもしれません。
操作系統は全部見た目的にもわかりやすく、ボタンも大きいので間違えることは無いでしょう。
ビニールや光の反射のせいでわかりづらいかもしれませんが、後部座席のシートもしっかりと作られています。横幅も奥行きも十分あるので、大人が二人乗っても窮屈ではないでしょう。足元の余裕も確保できます。
後部座席は左右別々でスライドとリクライニングができるようなので、乗る人それぞれの足の長さに合わせて後ろに寄せたり、一人で乗るときには前に寄せてラゲッジスペースを広く確保したりと、アレンジが捗りそうです。ワンタッチダブルフォールディングリヤシートというもので、前に倒すこともできます。
広さも質感も機能も十分、快適な空間です。
お楽しみはこれから! 値引きの結果はどうなった?
現車を十分に見終えて、店内に戻ります。若手さんでしたが、しっかりと説明してくださって助かりました。店内に戻ると席に案内され、座って待っていると、セールスマンが色々な冊子や書類を手に戻ってきました。これから商談の本番が始まるということです。
実際購入する際には付けるとして、まずは本体価格の値引きをしてもらうことが大切。オプションがあると、そちらの値引きばかりになってしまって、本体価格の値引きを思ったようにしてもらえないらしいので、ここは付けないと言っておきました。初ディーラーで手探りでの交渉ですが、相手もまだ慣れていないはずなので強気でいきます。
このままあっさりと見積もりを作られそうだったので、こちらから値引きの話を出してみました。セールスマンの反応を伺います。あまり良いリアクションではありませんが、渋っているというわけでもなさそうです。
それからセールスマンは立ち上がり、上司に確認をとっていました。
この瞬間が一番緊張しますね。ここで出される金額は様子見の金額でしょうから、ここからさらに値引きしてもらわなければいけません。上司は私が初めて車を購入するということであまり深く交渉してこないと考えるはずですから、その油断を突くようにガンガン交渉してやります。作戦ガンガン行こうぜです。
自分でも驚いていました。
3万円と言われたときに、これ以上は無理かなあと思ったのですが、5万円の値引きをしてもらうことができたのです。
初めてのディーラーでの交渉で、これは十分の戦績と言えるのではないでしょうか。ものすごくテンションがあがっている中、見積もりを作成していただきました。
その見積もりが、こちらです!
見積書公開!
写真がぶれていて数字が見づらいですね。表で詳細を見てみましょうか。
総合明細
車両本体価格 | 1,100,520円 |
---|---|
車両本体値引 | 50,520円 |
車両店頭引渡価格③ | 1,050,000円 |
付属品価格④ | 0円 |
③+④ | 1,050,000円 |
諸費用⑥ | 129,627円 |
合計 | 1,1,89,627円 |
諸費用明細⑤
税金・保険料 | 自動車税 | 0円 |
---|---|---|
取得税 | 7,300円 | |
重量税 | 3,700円 | |
印紙税 | 0円 | |
自賠責保険料(37ヶ月) | 37,780円 | |
計 | 48,780円 | |
販売経費用(消費税等込) | 検査登録届出手続代行 | 20,653円 |
OSS申請代行費用 | 0円 | |
証明書等管理業者利用料 | 0円 | |
下取り車手続代行費用 | 0円 | |
納車費用 | 8,640円 | |
自動車税未経過相当額 | 0円 | |
自賠責未経過相当額 | 0円 | |
下取車査定料 | 0円 | |
リサイクル資金管理料金 | 380円 | |
保証がのびたS | 11,934円 | |
計 | 41,607円 | |
非課税 | 検査登録(届出) | 2,580円 |
下取車 | 0円 | |
車庫証明(保管場所届出) | 0円 | |
道路サービス関連費用 | 6,000円 | |
リサイクル預託金合計 | 8,460円 | |
スズキファイナンス・メンテナンスパック預り金 | 32,200円 | |
計 | 49,240円 | |
諸費用合計 | 139,627円 | |
内消費税等合計 | 80,860円 |
付属品明細
品名 | 金額 |
---|---|
ドアバイザー | 10,746円 |
フロアマット(ジュータン) | 14,202円 |
マッドフラップセット | 15,390円 |
付属品価格計 | 40,338円 |
リサイクル関連費用明細
リサイクル預託金額 | シュレッダーダスト料金 | 4,490円 |
---|---|---|
エアバッグ類料金 | 1,980円 | |
フロン額料金 | 1,860円 | |
情報管理料金 | 130円 | |
合計 | 8,460円 | |
資金管理料金 |
130円 | |
合計 |
8,840円 |
お支払い金額合計:1,189,627円
まとめ
ワゴンRの値引き交渉を行った結果、値引き金額は50,520円となりました。元から安い車で5万円の値引きなので、十分だと言えるでしょう。今回、初の値引き交渉を行いましたが、やはり若手セールスマンに声をかける作戦が功を奏したようです。
実際にディーラーで値引き交渉を行おうという人は、出来るだけ若いセールスマンと交渉をし、ワゴンRに値引き額は5万円を目安としておくと良いのではないでしょうか。
 
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