星野源のエッセー集イベントに応募６千人超　すでに重版計１８万部

　シンガー・ソングライターで俳優の星野源（３６）が２日、東京・池袋コミュニティカレッジでエッセー集「いのちの車窓から」（ＫＡＤＯＫＡＷＡ）の発売記念トークイベントを開いた＝写真（圷真一撮影）。月刊誌「ダ・ヴィンチ」の連載をまとめた。出演ドラマの撮影現場での裏話や、「兄さん」と慕う俳優の大泉洋（４４）との交遊などがつづられている。

　昨年、出演したドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」（ＴＢＳ系）と主題歌の「恋」がヒットし大ブレークしたとあって、同書の初版は異例の１２万部。発売前に重版が決定しすでに１８万部を発行。さらに、今夏に台湾で発売されることも決定。この日は１５０枚の整理券をめぐって６５９３人の応募があった。

　星野は、「なるべく目の前の人や起こったこと、それによって自分がどういう気持ちになったのか、景色とか情景を書こうと思った」と説明。大泉のエピソードは、「ものすごく『逃げ恥』が大好きで、食事をした時、『（星野の役名の）平匡さんだ』って緊張しててかわいかった」と明かした。