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【ドラニュース】

吉見でも…開幕3連敗

2017年4月3日 紙面から

 大野が打たれ、田島が沈み、今度は吉見がつかまった…。2日の巨人戦(東京ドーム)は、吉見一起投手(32)が6回に集中打を浴びた。2年ぶりの開幕3連敗。そんな苦境にも救いはある。2年前は本拠地に戻って破竹の7連勝が始まった。さあ、名古屋へ帰り、立て直そう−。

 1勝が遠い。新生竜が2試合連続の逆転負けを喫し、2年ぶりの開幕3連敗スタート。巨人との開幕カードに限れば、2リーグ制後で初めての屈辱。三塁ベンチ裏には、重い空気が充満した。

 「3つ負けるってことは考えたくなかったが、現に起きている」。想定外の幕開け。それでも、森監督は淡々と事実を受け止めた。大野で敗れ、田島でも敗れ、吉見でも止められない。悪夢と呼ぶしかない。

 序盤は完全にペースを握ったかに見えた。「クリーンアップが何かを起こしてくれれば」という指揮官の期待通り、ビシエドの先制打とゲレーロの一発で2点をリード。「投手陣のキーマン」に指名した右腕も3イニングを無安打投球で滑り出した。

 それでも白星は逃げていく。彼我の差は痛感せざるをえない。1点ずつ取っても、「倍のことをやられている」。阿部を中心とした巨人打線に圧力をかけられると、それを押し返すことができない。3試合、同じような雰囲気が続いた。

 

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