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千葉・木更津の太陽光発電所からケーブル大量盗難
2日午前1時半ごろ、木更津市伊豆島付近を走行している運転手から「山が燃えている」と消防に通報があった。連絡を受けた木更津署で調べたところ、斜面に設置された太陽光発電所内の設備の一部が焼け、金属製の送電ケーブルが大量になくなっていた。ケーブルに切断された痕跡があり、同署で窃盗事件として捜査している。
同署によると、盗まれたケーブルは計17本(約250万円相当)で、長さは30~60メートル、太さは直径1センチ。ケーブルは、発電所内の太陽光パネルと変電施設の間の斜面約120メートルをつなぐ管の中に束ねられていた。管はポリエチレン製とみられ、途中で約70メートルにわたって燃えたという。けが人はなかった。
発電所は高さ約2メートルのフェンスに囲まれており、同署は何者かが施設内に侵入しケーブルを切断したとみて調べている。