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境界迷宮と異界の魔術師 作者:小野崎えいじ
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番外309 永い時からの目覚め

 少女の容態は安定している。一部異常な魔力反応があるのは懸念材料ではあるが、実際の体内魔力の動きから見れば悪さをしているようには見えないし、体力回復の術も使ってみたが、相応に生命反応を見ても段々と力強くなってきていて……一先ずは安心できる程度になっているようだ。

 後は……部屋に改造ティアーズを置いておき、容態が急変しても対応できるようにしておいて、無事に意識が戻ったなら話を聞きに行けばいいだろう。

 そうしてシリウス号は、タームウィズに向かって進んでいく。冬の南半球から、明るい陽射しが降り注ぐ暖かな海へと。
 ティールからしてみると、このあたりの海の方が物珍しいのかも知れない。海原を見て楽しそうに声を上げていた。
 こういう海を見ると俺と会った時のことを思い出して嬉しい、と言っている。そんなティールの反応にみんなの表情に笑みが浮かんでいた。

 皆あの少女の事を気にしていたのだと思うが、少し艦橋の空気が和んだところでグレイスが言った。

「帰ったら色々準備もしなければなりませんね」
「カイ殿下の即位と、ホウ国への訪問と、その後のフォレスタニアへの招待とかね。難破船絡みの事はまあ……隠蔽術で対策をしている限りは急に外から状況が動かされるってこともないとは思うから、状況を見ながらかな」
「長年行方不明になっていた船ですものね。確かに、すぐに状況が変わるとも思えないわね」

 俺の言葉にステファニアが頷く。

「うん。だから色々考えを纏めたり、心を落ち着けたりするような時間はある、と思っているよ」

 そう言うと、みんなも静かに頷いた。
 当人にしてみれば眠って目を覚ましたら状況が変わっていたということになる。あの魔術師だって……少女にとっては知っているはずの人物だろうから。当人の心境を考えれば、様々な状況を受け止めるための時間も必要だと思う。

「テオドール達がついていますから……そうやって急がずにお話を進めるなら、きっと大丈夫ですよ」
「……良い子だといいね」

 マールとルスキニアがそんな風に言って穏やかに微笑む。そう、だな。

 事情を話してもらえるかどうかは……信用の醸成や人間関係の構築、という過程が必要かも知れない。だが、こちらの隠蔽術等々の処置は、説明すれば納得してもらえるだろう。事情を聞かなくても状況から見て取れるものはあるわけだし。

「それにしても……あの難破船ね。年代を遡って調べないと分からないけれど、グロウフォニカの船……ではないような気がするわ。あの国の造船技術は他の国に比べて先を行っているから、色々と新鋭の技術を盛り込もうとする傾向があるのよね。そういう技術も、前に興味本位で少し調べてみた事があるのだけれど、多分……違う技術系統なのではないかしら」

 ローズマリーが羽扇で口元を隠しながらそんな風に言った。ローズマリーの母方の出自であるグロウフォニカは海洋国家だ。当人は影響力等々を考えて距離を置いているようだが、関心がないわけではないということなのだろう。

「貴族や大商人が乗るような船だったけれど……どうなんだろうね。当時最新の船だった、と仮定すれば、使われている技術や流行り廃りから、年代や船籍を推測することは出来るかも知れない」

 ウィズも船の構造を記憶しているし、見取り図も持ち帰っている。それらから船の土魔法の模型を作る事も問題なくできる。
 魔術師の描いた魔法陣であるとか、手がかりは幾つか残されている。本人に負担をかけないように調べを進めておく、ぐらいのことはできるか。

 そうして話をしながらタームウィルズに向かって更に北上していると――。改造ティアーズが音を鳴らして知らせてきた。ティアーズは幾つか音のパターンを持っていて状況ごとに使い分けできるが……今のは少女が目を覚ました、という合図だ。
 とりあえず、無事に意識を取り戻してくれたのは良い知らせ、だろうか。

「少し話をしてくるよ」
「一緒に行きます」

 そう言ってアシュレイが立ち上がるとラヴィーネが寄り添うように立ち上がる。みんなもそれに続いた。うん。年齢の近い同性が同行してくれた方が安心するだろう。



「――どうぞ」

 船室の扉をノックすると、少しの間を置いて緊張を含んだ声が返ってきた。

「失礼」

 そう言って船室に入る。俺達の姿を見て、少女は少し驚いたようだ。近い年代の相手がやってくるとは思っていなかったのだろう。
 ティアーズはマニピュレーターを使って、水差しから少しずつ水をカップに注いで渡していたりと、目を覚ましたばかりの少女の身の回りの世話をしていたようだが、俺達がやってくると水差しを持ったまま少し後ろに下がる。

「初めまして。ああ。まだ起きたばかりでしょうし、そのままで構いませんよ。この船の船長である、テオドール=ウィルクラウド=ガートナー=フォレスタニアと言います」
「エレナと申します」

 立ち上がろうとする少女の動きを手で止めてまず自己紹介をすると、少女――エレナは澱みなく一礼してくる。
 まずは……そうだな。体調について尋ねてみるべきだろう。

「体調はどうですか? どこか調子が悪かったり優れなかったりということは? 治癒術やポーションの用意もあるので、遠慮なく言って下さい」
「ええと。大丈夫、だと思います」

 手を握ったり開いたり、自分の身体の調子を見ていたようだが、エレナは少しの間を置いてそう言った。

「その、状況がよく分からないのですが、テオドール様達が……助けて下さったのでしょうか?」
「そうなります。別の用事があって遠出をしていたのですが、そこで難破船を見かけて――調査をした結果エレナさんを見つけた、ということになります。今はこの船で、ヴェルドガル王国に向かって移動中です」
「ヴェルドガル、王国……の方でしたか」

 ある程度の事は分かっている、ということを暗に伝えつつ話を進める。ヴェルドガル王国と聞いて何を思ったのかは読み取れなかったが、近隣諸国のどこかの出自、というのは間違いなさそうだ。

「そうです。若輩ではありますが、領地と爵位も持っています。最初にお伝えしておこうと思うのですが……。何か事情がおありのようですので、大事にならないよう魔法的な探知から身を隠せるように隠蔽術を用いてさせてもらいました。この船室自体に術を用いてありますし、その首飾りの魔道具もそうですね。ですから事情を明かせない事があるにしても、その点については安心して頂きたく思います」
「それは……」

 エレナは言葉に詰まる。何と返答すべきか迷ったのだろう。

「……差し迫った危険がないのであれば、それでもいいのではないかと思っていますよ。今となっては……事情が変わっているかも知れませんから」

 そう言うと、エレナは少し悲しそうに目を伏せて、それから深々と頭を下げてくる。
 自分の状況と、目が覚めた後の事については想像が及んでいた、ということか。
 仮死状態になることを受け入れていたのだろう。誰かの追跡を逃れるために対策を取った、というのも間違いは無さそうだ。

「船には……私の他に誰かいませんでしたか?」

 その言葉に、少しの沈黙を以って応える。エレナは……俺から視線を逸らさない。どんな返答でも覚悟はできているといった表情で。
 それでも沈黙を挟む必要があった。心の準備は必要だから。

「お伝えしにくい事ではありますが……今はこの船の、別の船室に。棺で眠っていらっしゃいます」

 言葉を選んで、誤解のないように伝える。

「そう、そうなのですね……」

 エレナは寝台から降りると、少しよろけながらも自分の足で立って、深々と一礼してきた。

「あの方は……私の恩師なのです。お話できない事も多くて、不審に思われている事も承知してはいるのですが、これだけは、どうしてもお伝えしたく――。あの方を丁重に扱って下さって……本当に、ありがとうございます」

 ……恩師、か。

「エレナさんの恩師は……隣の船室にいらっしゃいます。僕達は一旦席を外しますが、食事の用意を進めておきますので、必要だと思ったら、その魔法生物――ティアーズに伝えてください」

 そう言うと、ティアーズがマニピュレーターを動かして召使のように一礼する。そんなティアーズの動きに、ほんの少しだけエレナは表情を綻ばせる。

「ありがとうございます。何から何まで……」

 その言葉に頷いて、俺達は船室の外に出る。
 事情を隠したがっているにも拘らず、ああして情報を与えてしまう事を承知で礼の言葉を口にしてきたのだ。気丈に振る舞っている様子ではあったが、内心ではまた違う。一人にしてやって心と身体を落ち着かせる時間は……必要だろう。

 エレナがあの魔術師を尊敬していた事は先程の言葉や態度から十分に伝わってきたし、あの魔術師もエレナを案じていたのは間違いない。

 その事は皆にも伝わったのだろう。顔を見合わせ、頷き合っている。まだ情報が足りないので多分に勘に頼ってしまうところはあるが、何となく……エレナと魔術師は、信用できる人物のように思える。だったら皆としても、出来る限り力になってやりたい、ということなのだろう。

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