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夜と朝のあいだ

東海地方に住む独身男のノート

アキラです。バツ無し独身男のノート。

優しいウソ。騙される優しさ・・・映画「グッバイ、レーニン」の話

Movie 日常

え~と、昨日、4月1日のエイプリル・フールの日に書こうかと思ってたんだけど、1日は土曜日に当たってたので、恒例の下ネタの記事を優先。って事で、一日ズレてしまったんだけど、今回は映画の話。

エイプリル・フールに書こうと思ってたぐらいだから、もちろん、ウソを扱った映画だ。

こんなウソもあるんだなぁ・・・と、かなり好きな映画だ。

ドイツ映画、「グッバイ、レーニン」の紹介をしてみるぞ。

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この映画、ジワリと効いてくるんだよなぁ。観終わった後で、ジワ~ッと胸に迫るものがある。号泣するような映画じゃないけど、ボディブローのようにジワジワと効いてくところが堪らない(涙)

ハリウッド映画のように、派手なドンパチも楽しいけど、たまには胸に迫る映画も良いと思うのだ。

家族の愛、特にに母親と息子の愛を描いてるんだけど、ここで重要な役割を果たすのがウソだ。このウソをつき通すための息子の努力が観てて涙ぐましい。

ちょっと長いけど、wikiさんからあらすじを引用。

~あらすじ~

東ドイツの首都東ベルリンに暮らす主人公のアレックスとその家族。母のクリスティアーネは夫のローベルトが西ドイツへ単独亡命して以来、その反動から熱烈に社会主義に傾倒していた。そんな家庭環境の中、東ドイツ建国40周年記念日である1989年10月7日の夜に、アレックスは家族に内緒で反体制デモに参加、街中で警官ともみあっていた。それを偶然通りがかったクリスティアーネが目撃。強いショックから心臓発作を起こして倒れ、昏睡状態に陥る。
彼女は二度と目覚めないと思われたが、8ヶ月後に病院で奇跡的に目を覚ます。しかし、その時にはすでにベルリンの壁は崩壊、東ドイツから社会主義体制は消え去り、東西統一も時間の問題となっていた。「もう一度大きなショックを受ければ命の保障は無い」と医師から宣告されたアレックスは、思案の末、母の命を守るため自宅に引き取った。姉のアリアネや恋人のララをはじめ周囲の協力を半ば強要しながら、東ドイツ社会主義体制が何一つ変わっていないかのように必死の細工と演技を続ける。だが、道路は西側の車が頻繁に通行し、ビルの壁には西側文化の象徴である「コカ・コーラ」の広告が掲げられ、国営配給ストアは西側資本のスーパーマーケットに変貌していく。
アレックスは映画マニアの友人デニスの協力を得て、「コカ・コーラ東ドイツ国営企業と提携をした」「西ドイツの経済が悪化したことで、自家用車で亡命する西ドイツ人が急増した」といった内容の偽のニュースを製作し、母に見せることで変化を納得させるが、それでも東西統一の現実は着実に近づいていた。
1990年7月1日、東ドイツマルクの通貨交換が開始されるが、預金のありかを母はなかなか思い出せず、ようやく見つけた時には、すでに交換の期限を迎え、紙幣は紙屑になってしまった。その過程で、アレックスは父親からの手紙を発見し、父ローベルトの亡命の真相を知る。西ドイツの父を訪ねると、再婚し妻子と暮らしていた。アレックスは腹違いの弟と宇宙飛行士の話をする。
母の病状は悪化していき、アレックスはジークムント・イェーンの協力を得て、ドイツ統一の偽ニュースを作る。それから程なくして、クリスティアーネは息を引き取った。

ドイツ映画だし、題材が題材だけに重苦しい雰囲気の映画と思われがちだけど、軽いコメディ風の描写も有ったりで観てても疲れない。そして、泣かせ所はきちんと押さえてる。

東ベルリンに住むアレックス。彼の母親は熱狂的な社会主義者。そんな彼女が心臓発作で倒れ8か月ものあいだ昏睡状態が続く。8か月後、母親は目覚めるんだけど、その間にベルリンの壁は崩壊し、社会主義国東ドイツも解体。再び、母親が強いショックを受けないように、息子のアレックスはウソをつく・・・。

ってのが大まかな内容なんだけど、これ・・・

愛だよなぁ!

母親に対する息子の愛だ。

最初は母親を傷つけないように、ウソのニュースを作って見せたりしてるんだけど、やがてそれは、アレックス本人の理想の国家像となっていく。このあたり上手い。

もうね、この映画の良さはオレみたいな文才の無い人間には説明できないぞ。

観てみろ!

としか言いようがないw

 続き~

 

西ドイツへ亡命していた父親との再会のシーンは、ドキドキしたなぁ。

息子アレックスの事が分からない父親なんだけど、名前を聞いてからの表情の変化がなんとも言えない・・・。日本なんかだと考えられないけど、東西冷戦下のドイツなんかだと、こういう家族も多かったのかなぁ、とかいろいろ考えさせられる。

 

トドメはラスト近くのシーンだ。

アレックスは渾身のウソのニュース映像を作るんだけど、このニュースを最後に、母親に現在のドイツの現状を正直に話す決意をする。母親が熱心に信じていた祖国東ドイツがすでに無い事を・・・。

一緒にウソのニュース映像を見てるシーン。

母親は、この時、真実を知ってるんだよな。

アレックスの恋人のララから聞かされているんだけど、それには触れずに、息子と一緒にウソのニュース映像を見るのだ。

時々、チラチラと息子を見る母親の表情は、堪らないぞ(涙)

ウソだと分かってても、黙って一緒に見る・・・。

なんて優しいんだ!

息子も優しいけど、母親はもっと優しいんじゃないか!?

母親がショックを受けないように、東ドイツが健全に発展してるとウソをつき通す息子、最後には、それがウソだと分かってても、何も言わずに息子と一緒になってニュース映像を見る母親・・・。

これ、親子の情愛だな!

エイプリル・フールのたびに想い出す映画だ。

f:id:dynamite05015555:20170331154044j:plainそうそう、Amazonレビューなんかだと、この映画の事をコメディ映画って言ってる人が居るんだけど、「?」って感じだ。

たしかに軽い描写もあるけど、コメディじゃないだろ・・・。

 

いつものバイト君の下書きチェックだ。

 

バイト君:これはたしかに名作・・・

 

だろ!

この映画は、毎年4月に観るんだわ

 

バイト君:ちと聞きますけど・・・

 

ぁんだよ?

 

バイト君:ハイキュー!!と、どっちが好きです?

 

・・・・・・

 

・・・・・・

 

ハイキュー!!(涙)

 

次回の予定~

瀬を早み・・・、好きな短歌。

お題をやってみたって話。