al arabiya net は、エジプト大法官が、キリスト教会を攻撃するようにとの、ファトワ（宗教的宣言　本来は権威のあるものしか出せないが、基本的には誰でも出せるはず。ただし、私はイスラム法学には無知なので、自信はない）が３０００も出されたと語ったと報じています。
大法官は、また人間に多様性があるのは必然で、神の摂理でもあるとして、信条ゆえに他人を憎むことは拒否されると語った由。
彼はさらに、イスラム教徒はエジプトを征服以来、ＩＳや過激派のように、信仰ゆえに他人を攻撃することはしてこなかったと強調し、また、これら過激派はカイロやギザの遺跡を攻撃するように扇動しているが、これもイスラムの間違った解釈に基づくものであると指摘したよし。
またイスラム法学者が研究したところ、これらの扇動の９０％はＩＳ等の誤った過激思想を持つ者の行ったことであるとし、幸いなことにほとんどの扇動は阻止されているとした由
https://www.alarabiya.net/ar/arab-and-world/egypt/2017/04/01/مصر-3-آلاف-فتوى-تحرض-على-هدم-الكنائس-.html
エジプトでは昨年末、、カイロのコプト大聖堂が攻撃された（死者２５名）上に、最近はＩＳがコプトを攻撃するようにとの声明を発したり、イスラム過激派が宗派間衝突を扇動する動きが目立っていて、このようなときには、治安当局の断固たる取り締まりとともに、このようなイスラム指導者の毅然たる態度が必要とされると思います。