妹が浪人するようだ。
大学の名前に拘り、◯◯ちゃんは慶応行くだのと行った会話を母親としている。
戦前に生きていたら、〇〇ちゃんの家の父親は思想犯だとか言って馬鹿らしい秩序維持に加担してそうだ。
女の方が権威主義なのかもしれない。
母親も大学の名前をかなり気にして、ブランド物のバッグを買う。
世の中に関心を持たない。
どこまでもミーイズムだ。
別に妹の勝手であるが、権威主義で知的好奇心というものがない人目が基本的な人間を見ていると何か嫌気がさしてくる。
お前もバカだろとか言われるかもしれない。
しかし、妹を見ていると自分が何かに関心を向けることは間違いでは決してないという自信が湧いてくる。
そして、本物を見抜く力を養わなければいけないのだろう。