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これまでとこれからについて


お久しぶりです、飴屋エマです。
携わってきたメルの動画が削除されたことでお騒がせしていること、まずお詫び申し上げます。
この件に関しての対処についてずっと考えていました。
作品を発表し公に活動する以上、話すべきことと話さないべきことがあると思います。
自分の拙い文章で伝えられることはすべてでもないと思います。
しかし、自分の発言で騒動になってしまったこともわかります、中途半端に何か言うよりはせめて自分の意図とこれまでの経緯について説明するのが責任かと思いました、今回の一切の経緯についてご説明いたします。
どうしても主観でお話してしまうところはあると思いますが、言葉で伝えることはとても難しいので、せめてわかりやすくなるよう時系列に沿ってお話しできたらと思いますが、長くなってしまうかもしれません。




●氏への信頼を失った原因

・内密で相談した仕事や依頼を不特定多数の人間に広められる、また私へ仕事を依頼した方に文句を言う
・裏で私に仕事を振らないように言い広める
・氏以外の仕事を受けると嫌がられ嫌味を言われる
・しかし絵を頼まれ制作を始めれば「別の人の方が伸びそう」等とキャンセルされる
・わたしが行っている作業を自分が行っているかのようにツイッターで振舞われる
・目の前で故人を侮辱するような発言と行動をされる
・プライベートな情報を不特定多数の人間に流される


概ね上記のようなことが私が氏への信頼を失った原因です。やめてほしいと何度も本人に伝えてきましたが、謝罪はされても改善することはありませんでした。

2016年10月
新たに動画を依頼されましたが、その時の氏の態度と上記のことを原因に現在の関係はクリエイターとしても人間としても対等では無いということを理由にもう共同制作はできないと本人に伝え話し合いがなされましたがやはり解決は一切ないまま、最後には返信を断たれ三週間近くが経過したため、フォローを外すに至りました。



●私のツイートとブログについて

その後私の
「対等な人間関係が築けないまま、 良心につけこんで 無償で働かせようとしたりしてくる人ともう創作はしたくないな。
お金絡んでるはずの創作に対する連絡もないし、 自分の作品も自分も、大事にしたい。」
というツイートが発端となりこのような騒ぎになってしまいました。
自身のツイートがクリエイターとして食っていこうとする人間として間違っていたとは今でも思いません。

私のこの発言が氏個人とのトラブルで金銭問題や報酬の摩擦のように誤解されてしまっていることは承知していました。
たしかにツイートするに至ったのに氏との問題があったことは否定できませんが、個人を攻撃する意思も騒ぎにしようと思ってしたのでもなく自戒の意味をこめての発言だったので、上記のようなことが原因であったことや氏とのこれまでの問題を明言すれば、共作した作品の価値も作家としての氏の評価も下げてしまうことになると思い、発言を避けてきました。

実際のところこれまでの制作において氏から頂いた報酬は「翡翠のまち」及び「アルバムトレイラー」でのクリエイター奨励ポイントの分配と、CDアルバムデザイン費のみです。
その他動画に関してはまとめてお礼をしたいと言われていましたが、その発言さえ忘れられていました。
しかしこれを不当労働だと訴えるつもりはありません。
利益のある形で楽曲が広まっていくうちに違和感を覚えることは確かにありましたし、関わった商業作品の連絡も直接でなくツイッター上で知るばかりでしたが、すべて無償を同意の上で制作しました。
作品に関われた感謝も、忘れていません。
そのとき自分にできる最良を作ってきたと思っています。
そしてそれは氏の音楽があったからできたことだとも思っています。



□その後動画削除までの経緯について
●「翡翠のまち」「アルバムトレイラー」の削除までの経緯


10月下旬
私のツイートが氏のことではないかと囁かれ、その際に氏から連絡を受けました。
正直そのときは「散々連絡無視して困らせて自分が困ったら連絡取ってくるのか」と思いましたし話もしたくありませんでした。
しかし自分の不用意な発言が発端となってしまったことではあるので、淡々と事務的にどう対処して欲しいのか要求を聞きました。
最初こそ柔和な態度でしたが、こちらが仕事の為返信が遅れると伝え事務的に対応しているとどんどん攻撃的になり、会話も成り立たなくなっていき、最終的には半日を待たずして「返信がないなら表で攻撃する」と、ツイッター上で私の信頼を下げる発言を名指しでされ、こちらが何が原因であったか連絡をとってもそれを無視した上で「僕はいつだって2人で話したかった」や「連絡をとったが返信をしてもらえなかった」等と発言されました。
ここからは、先日のブログに書いた通りです。
http://asbx66.blog.fc2.com/blog-entry-70.html


11月

その後DMにて話し合いが行われましたが、お互いに冷静でないやりとりだったと思います。
問題にしているところが食い違い、堂々巡りの会話は噛み合いませんでした。
氏はツイッターやその他で起きている批判についてを問題にしていましたが、
私はそれ以前にまともに会話にならないことが問題だと考えていました。
質問にもまともに答えてもらえず、何度も論点がずれていきました。
解決はないままやりとりが終了し、ここまでで私は氏への信用を失いました。

私にとっては無報酬であることよりも、契約関係のない以上、信頼関係のない相手、それどころか自分を攻撃してくる相手に作品を使用されている状況の方がよっぽどしんどいことでした。
そこで自身の制作した「翡翠のまち」「アルバムトレイラー」動画の映像の使用を停止するよう求めました。
すると氏は「では今後の外部での使用は控える」などと言ってきたので、私が言っているのはすでに公開されている動画サイト上での使用であると伝えるとまた返信がこなくなりました。
ここまでで、人間として対等に扱われていないことは承知していました。
裏で氏によって、私と氏のやりとりが晒され、関係の無い第三者に私へのヘイトが募るように言われていたことも知っていました。
私がずっと返答を求めていたのは氏個人が作品をどうしたいのかという意思でしたが、もはや氏にとってこの問題は個人間の問題ではなくなっていたようでした。

人間としては対等でなくてもせめて作品には誠意を持って対応してほしいと思い、権利上何故私が差止めを要求できるか、したいかなどを改めてメールにて送付。
これにも一切対応がなかったので改めて内容証明郵便にて、誠意のないことがハッキリした以上無償での使用は許可できないが、契約として使用料を払うのなら公開を許諾すること、期間を設け、その期間内に返信がなければ法的措置をとることを伝えました。
これにもやはり返信はなく、それどころかツイッター上で削除を求めている動画の歌詞や、郵便が届いた日にはお金は怖いなどとの呟きをされ、和解の意思は感じられませんでした。
指定した期日が過ぎたため、自らの手で作品の削除申請を申し込み、動画サイトの運営によって二点の動画作品は削除されました。
自分で決めたことですが、この時は胸に穴が空いたような気持ちでした。広がる憶測や虚言もつらく、しばらくネットから離れようとツイッターのアカウントもこの時削除しました。



●「渦をまく夕方」「ミットシュルディガーは恋人」削除までの経緯


二点の動画削除後も、連絡がないままだったので、これ以上誠意のない対応を続けられるなら「ミットシュルディガーは恋人」の公開も差止めを請求する旨をメールにて送信。
動画権利の話になってここで初めて返信が来ました。
「動画制作費を払う必要はないと弁護士に指示された。
しかし気持ちの上でなら支払っても良い(私が提示した金額よりも大分低い金額を提示されました)。
こちらも今回の件で精神的損害を被っている、動画を復活させ、ツイッター上にて「誤解があったが話し合って和解した」という文章を公表してください。
この和解案を飲んでもらえなければ名誉毀損で訴えることもありえる。」

簡潔に説明すると内容はこういったものでした。
ここまで作品の権利に関する一切の話し合いを放棄した上で「話しあおう」ではなく「話しあったことにしろ」と言う氏の思考回路が私には理解できませんでした。
また、文章から察するに明らかに弁護士が関与していないだろうに弁護士に相談した、と書くことも名誉毀損で訴える等と言われるのも脅しでしかないとも思いました。
そして何故か新たに削除要請している動画ではなく、既に消えた作品についての話になっていました。


12月
この氏の対応で私は個人間のやりとりで氏と作品権利上のやりとりを行うのは不可能だと判断し、弁護士を通して連絡をし法を共通言語とすることで、冷静な解決対処をする運びとすることを決断しました。
冷静で無い自分のためにも、私には謝罪もしたくなかったであろう氏にとっても、第三者を挟むことは良いことだとも思いました。
第三者を介し和解案を提案され、お互いの着地点を決め解決するのならそれが一番よい解決だと。
すべてのやりとりと氏の発言等の証拠はデータに残してあったので、これらから資料を作成し弁護士に依頼しました。

1月
1月5日
弁護士を代理人に、法的観点からの権利についてを整理し削除要請の旨を改めて送付。
このとき弁護士に相談し私に権利が属するすべての作品に要求を変更。
このときに動画コンポジットで携わった「渦をまく夕方」の配信停止要求も加えました。
期限を設け、その期間内に返信がなければ法的措置をとることを改めて伝えました。

さすがにここまでして、氏自身も自分の作品に思い入れがあるでしょうし、第三者も挟んで、どのような形を氏が望むとしても誠意ある対応をしていただけると考えていました。
私は11月頭、作品権利の連絡をとるようになってから一度も氏の意向を聞いていません、氏がどうしたいのか理解できれば建設的な解決に進んでいくだろうと思いました。


数日後
代理人に氏からの連絡。
「こちらも専門家に相談した上で返答したいので返答を待ってほしい」とのことでした。
遅くとも月内に、とのことだったのでこれを受け、対応を待ちました。



1月末
相変わらずこちらへの連絡は一切無いまま「残念なお知らせをしなくてはならないかもしれない、僕は悲しい、いや怒っている」などと氏がツイートし、不穏を感じていました。
そして29日、氏は下記文章を発表しました。

merblog.png

引用http://mer0120.blog.fc2.com/blog-entry-1.html



氏の中でどういう理屈で「削除以外の交渉をして」いたのか「協議の末」なのか私には一切理解できませんでした。
氏から「こういう運びにしたい」との連絡を受けたのは「翡翠のまち」「アルバムトレイラー」削除後の破綻しているとしか思えない文章一通のみです。
そしてこちらは協議中であると考えていたのでこちらに対して一切報告のないままこのような形で氏の発表を見ることになったのは、言葉にならないくらい残念で、悔しいことでした。
この発表の翌日、代理人のもとに「非公開設定にした」との連絡がありました。
動画を非公開設定にしてこのブログを氏が発表した後に、「渦をまく夕方」に関して代理人のもとに公開交渉の連絡がきましたが、公開を望むのなら互いのため、これ以上ことを大きくしないためにも、何故このような記事を公開する前に1月中に連絡をくださらなかったのかと思います。



●今後についてと関係者への連絡について

「渦をまく夕方」でイラストを描いていた一二三んさんからは1月末、この発表が出る以前に連絡を受けていました。
関係者として削除は残念である、なぜ削除を望むのか、削除までの経緯を教えてほしいとのご連絡でした。

私はまず関係者であることで一二三んさんにもご迷惑をおかけすることとなったことをお詫びした上で、
「削除が最も良い解決の形だとは考えていない、
これ以上のトラブルを防ぐためにこの連絡に関して法的代理人を立てているため、
メルからの連絡がない以上関係者であっても契約上第三者となるかたには
私個人からは説明することはできないため本人から聞いてほしい」

ということを数度のやりとりでお伝えしました。

メルと一二三んさんの間でどのような話の運びになっていたのか、どこまで話が伝えられていたのかも私にはわかりません。
しかし周りの反応やメルの発表を見る限り私のこれまでの意図はおそらく伝わってなかったのだと思います。

ささやかではありますが印象的なイラストレーションの動画コンポジットをさせていただいて楽しかったです。
当時直接のやりとりはありませんでしたが、
制作をご一緒させていただいたことでご迷惑をおかけすることになった一二三んさんと、
そのイラストを楽しんでいた方々にはこの場を借りてお詫びいたします。

今後この動画に関しては、私が持っている権利は動画のものだけなので、
楽曲・イラストレーションそれぞれの権利を尊重し、今後の氏の対応を伺いつつ、
納得できる形での対応にしたいと考えています。



●作品を楽しんでいてくださった皆さまへ


本当に、いろいろお騒がせしてしまって、そして結果がこのようなことになってしまってごめんなさい。
自身の作品が望まない形で使用されていることと、どんどん憶測が広がっていき作品にまで傷をつけられていること、私が動画の公開差し止めを望んだ理由で、これは私のエゴです。

関係が対等で無いのなら契約という形で誠意ある対応をしていただければ「仕事」でやったことだと割り切ることもできたかもしれませんが、
そのような対処もなく、動画は消える運びとなりました。
この結果は、自身の作品を軽んじられていたことを明確にされたようで、自分にとっても正直つらいものでした。

私の決断をクリエイターとして間違っていると考える方もいるかもしれません。
今後自分の考え方も、変わるかもしれません。
しかし少なくとも今回の結果は自分がどのような道を選ぶかひとつずつ悩んできめてきた答えです。

作ることをやめることはありません。
ツイッターのアカウントとかはどうするかちょっと悩んでますがたぶん近いうちに消すかなあと。
これだけ長い文章でお話してもたぶん伝わらないこともあるだろうし、いろいろややこしくなってしまったのも面倒なので…。
個人のサイトであったりピクシブであったりは更新すると思うので見ていただけたら嬉しいです。

この数ヶ月の間、十円ハゲは巨大化していくし、誰にどこまで伝えられているかわからないから人間不信になるし、
絵が描けなくなるし、弁護士費用はたっけーし、いろいろあって消えない傷も負いましたが、全部本気で向き合ってきたつもりです。
反省も後悔も悩むこともたくさんしたけど、この経験がいつか糧になると信じたいです。
あと心配して連絡をくださった方々は本当にありがとうございました、すべてのメッセージ大切に読ませていただいていました。
しかし不信が原因で返信がさしあげられなかった方もいるので…この場で申し訳ありませんでした。

それと消えていった作品たちは、できれば騒動とは離れたところで、
見ていただいた方のなかに何か残せていたならそれだけで充分作った価値はあると思っています。

長くなるかもといっていたらめちゃくちゃ長くなってしまいましたのでこのあたりで。
なにか言いたくなったらきっと何か作ります。
またインターネットでお会いしましょう。



2017/02/03
飴屋エマ
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2017.02.03(Fri) - 未分類





/まとめ
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